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REBORN DOGS (1992年)
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REBORN DOGS
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解説 - REBORN DOGS
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1. 火薬バカ一代 ★★ (2006-11-11 01:19:00)

次作『NO MATTER WHAT'S THE CAUSE』をアンディ・クラッセンのソロ・アルバムと考えるなら、
実質、HOLY MOSESのラスト作となる'92年発表の6thアルバム。
ランニング・タイムはいずれも2~3分台、ギター・ソロも殆どなし、欧州のメタル・バンドならではの湿り気を排し、
徹底的にビルドアップが図られた硬質な楽曲群は、最早、スラッシュ・メタルと言うよりハードコアの領域。
マッチョ化に一役買ってるベースを前面に押し出した音作りは、如何にも90年代的なモダンさを漂わせるが、
本作が素晴しいのは、スローダウンして内省方向に流される事なく、リフのカッコ良さにも疾走感にも、
全く鈍りが見受けられない点。特に④⑦⑧⑩といった、殺気立ったスピード・チューンの破壊力は相当なものだ。
HOLY MOSESの真価が発揮されている作品か?と問われれば答えは「NO」だが、単品で評価するなら、暴力的にイカス1枚。
ちなみに、自分が初めて購入したHOLY MOSESのアルバムだったりする。BURRN!!のレビューで30点(うろ覚え)という
ハイスコアを叩き出し、ボロクソに貶されていたのを読んで逆に興味を惹かれたんだっけな・・・。



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