この曲を聴け!
7 (2006年)
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. PM ★★ (2006-12-02 17:42:00)

ラストアルバムか?!仕方がない。たとえ解散としても前向きな解散といえるだろう。しかし、また良質で「らしさ」の詰まった作品だ。マルセルのうねりはしるベースとジェイミーの安定ドラミングを基礎に、ジェフの悠然とした自由自在ボーカルが炸裂しまくり、要所でフレドリックの巧妙でテクニカルなギターが切り込んでくる。最高だ。好き嫌いはあるだろうが、TALISMANというバンドにできる最高の作品だと思う。前作もすばらしかったが、明らかに前半にいい曲が集まっていた。しかし、今作は粒ぞろいの楽曲群だ。キラーチューンはないが、キラーアルバムだ。誇り高く解散してくれ!



2. アウトランダーズ ★★ (2007-02-11 16:33:00)

こんなにすばらしいアルバムなのにみなさん本当に聴いてないんでしょうか?たしかにファンクっぽいあの独特のグルーブ感に好き嫌いはあるかもしれないけど・・・
後期RAINBOWをスパニッシュ風にした感じの①
HELLOWEENのPOWERに歌メロが似ているダンサンブルなリズムが気持ちいい②
これまた後期RAINBOW風の③
いかにもTALISMANらしいベースとギターがユ二ゾンで奏でるラインが最高にかっこいいハードな④
TALISMANには珍しいアメリカンなメロディックロックの⑥
ジェイミー作曲のLAST AUTUMN'S DREAM風なキャッチーなメロディックロックの⑨
など粒ぞろいの曲がならぶ名盤だと思います。
最近フレドリックが加入したARCH ENEMYのファンやマルセルとジェイミーが参加しているLAST AUTUMN'S DREAMのファンにもぜひ聴いてほしいです。




3. THRAX ★★ (2007-12-07 21:14:00)

ジェフ・スコット・ソートは速攻でJOURNEY脱退、新ギタリストを迎えツアー中ということでバンド存続に望みが出てきたTALISMANのタイトル通り7th。
TALISMANのアルバムは3枚しか持っていないので、彼らのことを詳しくは知らないのだけど、ベテランが本気出せばこれくらいは余裕といわんばかりの楽曲の充実度。
ハードロックからちょっと離れて、良い意味でラジオフレンドリーでキャッチーな楽曲が揃っています。
かなりの名盤だけに、これを最後に解散してしまうのは勿体ないと思うなあ。




4. chatoran01 ★★ (2009-05-30 01:43:00)

これはかなりの名盤!
僕はTALISMANのアルバムは全部持っていてほとんどの作品が好きですが最高傑作はこの「7」です。
もっと言うとジェフスコットソートが参加してきたどの作品よりも好き。聴いたことのないアルバムもまだありますが・・・
個人的には①④⑥(特に⑥はTALISMANで一番好きな曲かもしれない)はTALISMANの代表曲になると思ってるし
⑤⑦なんかは地味だけど聴いてて心地いい
アウトランダーズさんが仰っていますが⑨はLAST AUTUMN'S DREAM風(さすがLADのメンバーのジェイミーボーガーが作曲しただけある)
③も聴いてるとクセになる
②は言われてみればHELLWEENのPOWERに似ていますね。僕はBackStreet Boysの「As Long As You Love Me」に似てると思ってました。まぁどちらにしてもいい曲です。
素晴らしい名曲がいっぱい詰まってます。もっとたくさんの人に聴いて欲しいな。
一応これが最後のアルバムってことになってるけどまた素晴らしい作ってくれると信じてます(マルセルやジェイミーが雑誌でまた作るかもしれないって言ってるしね!)




5. ジョージベラス ★★★ (2011-07-31 09:08:58)

マルセルの突然の死によって、本当に最後のアルバムになってしまった
7thです。最後に名作を残してくれたマルセルにご冥福を祈ります。90点




6. 火薬バカ一代 ★★★ (2021-06-01 00:54:27)

ジェフ・スコット・ソート(Vo)がJOURNEYに引き抜かれ、フレドリック・オーケソン(G)もARCH ENEMYへと去り、活動停止を余儀なくされたTALISMANが'06年に残した7thアルバム。でもまぁマルセル・ヤコブ(B)さえ健在なら、またメンバーの体が空いたタイミングでバンドを再始動してくれるでしょ?と軽く考えていたところに届いたマルセル自死の報。まさかこれが本当にTALISMANの最終作になってしまうとは…。
せめてもの慰めは、本作の内容が素晴らしかったこと。いわゆる「北欧メタル」と聞いてイメージする線の細さ/頼りなさとは一線を画す、図太く脈動するリズム、ジェフ由来の黒っぽいフィーリング携えたグルーヴ、そしてマルセルがクリエイトする冷ややかな憂いを帯びたメロディが一体となって畳み掛けるサウンドは、唯一無二のTALISMAN流HRの集大成と呼ぶに相応しい充実ぶりを誇っています。個人的には古き良き北欧メタルの様式美に忠実だった1stへの思い入れがひとしおなのですが、こと独自性という点においては本作に軍配が上がることに異論を差し挟む余地はありません。
特に跳ねるような疾走感溢れる曲調に冷ややかな哀メロが乗ったOPナンバー①は本作の魅力を凝縮したような名曲。以降も、グルーヴはダルだけどメロディは濃い口の哀愁を帯びた②③、コシの強いビートを刻むリズム隊とフレドリックのテクニカルなGプレイがギラリと光る④、フレッシュなハードポップ⑥…と、語ろうと思えば頭から1曲ずつ語れてしまうレベルのフックとヒネリの効いた楽曲が目白押し。これが最終作とは寂しい限りなれど、間違いなく有終の美を飾るに相応しい品質が備わった1枚です。



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