微妙に目立ってない感じのする2ndですがこれもかなり優れた作品だと思います。 隠しトラックとしてBathoryのUnder the Sign of the Black MarkからCall From The Graveを含んだ9曲の構成ですが、 楽曲の方もBathoryのUnder the~のミドルテンポの曲を更に邪悪にした感じです。音質もUnder the~を多少ノイジーに した感じで、1stよりも薄くなっていて聴き易いです。核となる様な大曲は無いですが、ミドルテンポを中心としつつも 1曲の中での展開は1stより豊富で、邪悪さもありますが、それ以上にオールドスクールな格好良さが目立つと思います。 Nehemahの中では一番聴き易いアルバムだと思うので、個人的にも何気に一番聴いてるアルバムではないかと思います。 オリジナル曲もさることながら、Bathoryのカバーは原曲をさらに邪悪に熟成させたが如く、非常にカッコ良いです。 やはりNehemahはプリミティブブラックバンドの中でもずば抜けたセンスの持ち主だと思います。