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TELEPATHIC WITH THE DECEASED (2004年)
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TELEPATHIC WITH THE DECEASED
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解説 - TELEPATHIC WITH THE DECEASED
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. ペレストロイカ ★★ (2007-05-31 17:36:00)

US産独りプリミティブブラックの3rd。
芸術的なジャケやロゴが大好きだったりします。
他の作品を聴いたことがある人なら容易に想像できるような陰鬱メロの嵐です。
音も相変わらずザーザーシャリシャリです。
でもKEYによる神秘的な雰囲気を出すインストも少しあったりで、
1stに比べてメロウで起伏はあるかと思います。
音質が多少良くなったのは賛否両論かな(笑)




2. hiromushi ★★ (2012-05-04 20:33:50)

2004年作品。裏B級ホラーマニア限定みたいな録音音質、海賊盤デモテープくらいの生々しい現音で、ギリギリ聴けるラインであるのに内容が濃淡はっきり、油絵の具を丹念に塗り込めたようなザーザーノイズに泣きの慟哭たっぷりです。

強弱、押し引きの波に乗せて曲のテンポもインパクトもまばらで飽きがこない。曲構成はベースが主立っていてきっちり、フックは最小限に設けられロックとクラシックの融合が見事。更にメタルやオルタナティブ様々な影響を思わせ、この一枚聴いただけでも色々と音楽の可能性や間口が広がりそうなところは凄い才能の持ち主だなあと、唸るばかり。

聴いてて途中で集中力が切れるのではないかと不安になるため、一気に聴くのが辛い。集中豪雨かと思うようなパワフルな曲を書いていくうちに失速のドローンになったりするため、やはりお酒のお供にちょうどいいのかも。前頭葉に染み入る、染み入る。そしてグルグルとした混迷の状態、みたいなサウンドで大人向けな感じです。ホント、悪酔いしそう。全体がトワイライトゾーン。

ブックレット(という程でもない写真、簡素で華ある)の人骨スタンドが独り優良ペイガニストの主張や青春ぽさも醸し出し、ロックお偏差値高めな印象、そしてノリが良く明るい、派手さが妙に印象に残ります。

ボーカルは悲痛ですが、乾いたウェットで特徴あるのだか微妙なのでもしかしたら誰か他の人に歌ってもらった方が本望だったかも知れないです。ピアノもややもったりとしたつたない感じですがメロディラインはとてもいいと思います。いい音質じゃないのが非常にもったいなく感じる傑作ということで。




3. ローランDEATH ★★★ (2020-05-23 16:22:07)

2004年作の3rd。
これもジャケが素晴らしい。

いつ聴いても、暗く寒い調べが心地よい。真冬にあえて聴くようにしていたが、暑い夏に聴くのも涼しくて良いかもしれない。

前2作に比べ、Maleficの悲痛の絶叫がやや多めに聴ける分、鬼気迫るものを感じる。キーボードの音色もギターの音色も、エコーのかかり具合も、とにかく全部が陰鬱で美しい。



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