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DIFFERENT SHAPES (2007年)
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DIFFERENT SHAPES
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解説 - DIFFERENT SHAPES
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 最強診断士 ★★ (2007-06-01 22:47:00)

2007年リリースの6th。
ライナーによると中心人物だったギタラーが本作から抜け、遂に創設メンバーがいなくなってしまった模様ですが、
その痛手を思わせないほど、というか相当な力作だった前作をも凌ぐテンションでメロディックかつプログレッシヴなスピードメタルを展開しておられます。
ちょっと違うかもしれませんが、ANGRAがTemple of~の流れで新作作ってたらこんな感じになってたかもしれません。
力強いヴォーカル、聴き捨てなら無いインストパートを繰り広げるギター&シンセ、多彩な曲展開、キャッチーなサビ、そして蛇足間が否めないボーナスビデオ「YouはShock」。
相変わらず不作が続く昨今のメロデックメタル界では白眉の出来じゃないでしょうか。



2. メリーさんは羊 ★★ (2007-06-25 22:28:00)

メンバーチェンジをものともしない素晴らしい出来でした。



3. 火薬バカ一代 ★★ (2009-04-26 01:54:00)

精度の高いGプレイでもって楽曲の劇的な盛り上げに大きく貢献してきた、オリジナル・メンバーのディアゴ・レアリが脱退。
とうとう、「DGM」というバンドの名の由来にもなっていた3人の結成メンバーが一人もいなくなるという
事態に追い込まれてしまった彼らが、'07年に発表した6thアルバム。
頻繁に繰り返されるメンバー・チェンジは最早このバンドの名物だが、その都度、前任者に勝るとも劣らぬ実力派プレイヤーを
後任に迎え入れ、クオリティを下げることなくアルバムを作り続けてきたのがDGMの凄いところで、それは本作も同様。
メロディック・パワー・メタル寄りのサウンドだった前作『MISPLACED』に比べると、今回はやや肩の力の抜けた
メロディ重視の「聴かせる」姿勢が強調された作風で、その効果は、これまでよりも更にキャッチーさを高めた
各収録曲のサビメロのフックラインにテキ面に表れている。中でも、メロディアス・ハードっぽい雰囲気も漂わせる④、
洗練されたポップ・センスを導入したバラード⑤は、バンドの新境地とでも言うべき魅力に溢れた名曲に仕上がっていて◎。
勿論、テクニカルなGとKeyの絡み、緊迫感とドラマ性を兼ね備えた曲展開、そして強力な哀メロという3拍子揃った
名OPナンバー①、新加入したギタリストが絶品のGソロを炸裂させる③、前作に収録されていてもおかしくない
パワー・メタル・チューン⑨といった、従来の「らしさ」を継承する楽曲もきっちりと収録。また、⑥の如き
スラッシュ・メタルばりのアグレッションを撒き散らすナンバーにもチャレンジする等、バラエティ豊かな楽曲が
揃った本作は、DGMならではの個性と、実験精神がバランス良く配合された内容に仕上がっているんじゃないかと。
ディアゴ・レアリ脱退のダメージを全く感じさせない力作で、個人的には3rd『DREAMLAND』と並んでお気に入りの1枚。



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