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本物のヴァイキングメタルとは?と聴かれたら、僕なら真っ先にこのアルバムを選びます。
EINHERJERの「Aurora Borealis」と並び、思想も音もまさに真正ヴァイキングメタル。
2ndアルバムです。1stのような疾走系でもなく、3rd以降の高品質な、どちらかといえば
シンフォブラ寄りの路線とも少し違う、マッタリぬるま湯的な感じです。
バックでひんやり流れ続ける雄大なキーボード、野暮ったい男声コーラス。
慌てず騒がずズンドコズンドコ確実に突き進んでいく力強いリズム。
ジャケのアートワークに至るまで、徹頭徹尾ヴァイキングにこだわった名盤です。
アイスランド出身という所からして既に他所様と違います。自然も言語ももっとも当時の
ヴァイキング時代の名残を残してる国ですから。
昨今の「民謡やらコーラスが入ってりゃ、なんでもかんでもヴァイキング」な風潮は、
こういうバンドの方々に大変失礼だと思うのは私だけでしょうか?

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