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NASTY SAVAGE (1985年)
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NASTY SAVAGE
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解説 - NASTY SAVAGE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. ICECLAD RAGE ★★ (2007-06-30 22:03:00)

1985年発表の1st。
正統派HMをよりパワフルにした感じのサウンドで、見方を変えればスラッシュにもパワーメタルにもなりえる。
ズッシリとしたへヴィさや男臭いコーラスといった硬派なサウンドはなかなかカッコいい。




2. 火薬バカ一代 ★★ (2008-08-21 23:00:00)

ドスの効いたシャウトと、強面に似合わぬ裏声ハイトーンを使い分ける巨漢フロントマン、ナスティ・ロニー・ギャレッティを擁し、
『マッドマックス』の世界から抜け出て来たようなメンバーのルックスと、血は吹くわ火は吹くわ臓物は撒き散らすわ
客にプロレス技かけるわ(?)の過激なライブ・パフォーマンスが、一部好き者達の間で話題になった、フロリダ出身の
5人組パワー/スラッシュ・メタル・バンド(再結成して現在もちんまりと活動中)が、'85年に発表した1stアルバム。
スラッシュ・メタル・バンドと言っても、疾走感はそれなりで、JUDAS PRIEST直系のアグレッシブなGリフの刻みっぷりと、
重いリズムの突進力で聴き手を圧倒するスタイルは、METAL CHURCHなんかとの共通点もチラホラと。
尤も、アチラさんに比べるとずっと大味というか、ヨーロピアン風味のメロディや、ドラマティックな曲展開は
それほど聴く事が出来ず、全編をひたすらヘヴィに、パワフルに押しまくるサウンドは、良くも悪くもアメリカン。
正直なところ、作を重ねる毎に退屈になっていったバンドとの印象が強いのだが、METAL BLADE総帥のブライアン・スラゲルが
バンドと共にプロデュースを担当し、MORRI SOUNDスタジオでレコーディングされた本作は、彼らのアルバムの中でも間違いなくベストの出来。
特に、へヴィ・パートと疾走パートが目まぐるしく入れ替わる②や、アップテンポかつ攻撃的な④は、なかなかにカッコイイ仕上がり。
個人的には、必ずしも好みの音楽性とは言い難いものの、スラッシュ・メタル創世記を彩った重要な1枚として、
ジャンル・ファンなら避けては通れない作品かと。




3. metal777 ★★ (2010-01-26 10:04:00)

80年代マイナーメタルをこよなく愛する漢のバイブル。個人的にはA①の余りの凄さにヤラれまくり。曲が進むごとに徐々にパワーダウンする感は否めないが、それでもアルバムトータルのインパクトは強烈。ナスティ・ロニー兄貴の性質&裏声連発の歌唱法は、かのキング・ダイヤモンド師匠のプロレス化バージョンとの説アリ。ところどころで気持ちよくハモるリフや全体が醸し出す雰囲気も、どことなくマーシフル・フェイトのパワメタ版という感じでHAIL。



4. 失恋船長 ★★★ (2020-05-29 20:29:57)

Metal Bladeのブライアン・スライゲルが陣頭指揮に立ち制作されたフロリダのバンドによるデビュー作。ミステリアスでダークな色合いはキング・ダイアモンドからの影響も大、シンガーのナスティ・ロニーの歌い回しも、キング・ダイアモンドを意識したものだろう、そこにエピカルなムードも持ち込み濃密な世界観を演出、スラッシーなリフワークも飛び出すが、スピーディーなナンバーはなく、スピード命のマニアには喰いつきも悪いだろうが、ハードでエッジの効いたギターリフや、重心を落とし迫ってくるヘヴィグルーブを中心とした楽曲構成は、少々キャッチーさに欠けるのだが、US産の裏街道スタイルを愛するマニアにはたまらんものがあるでしょう。軽快に走るだけがメタルではない、こういう重苦しいスタイルにも需要はありますのでね。
濡れているのに湿らない光沢のある艶めかしいメタリックサウンド、もう少しスピードを上げれば初期型スラッシュバンドとして、太鼓判を押せるが、そこまでの勢いはない。でも破壊力は抜群だ。
なんだか上手く言えないが、スラッシュメタルの国で、キング・ダイアモンドとマニラロードの体が入れ替わり、口噛み酒飲んで(千鳥の相席食堂おもろかったなぁ)、なんだかんだで最後に君の名はって言ったら、こんな音楽になるのでしょう。
訳の分からないことを言って逃げましたが、折り目正しいスラッシュサウンドとエピックメタルの融合を果たした今作は、フロリダのメタルシーンに影響を及ぼしているというのは、けして大げさではないだろう。



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