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WOLF (1999年)
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WOLF
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解説 - WOLF
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1. 失恋船長 ★★ (2007-08-04 10:34:00)

パワフルな正統派のHRバンドの記念すべき1stミニアルバム
マイルドな中音域を生かし朗々と歌い上げる松本とテクニカルなプレイが売りの黒木政彦の二人が中心の様式美バンド
黒木のギターは速弾きだけのテクひけらかしタイプではなく
扇情的なメロディの構築が上手いメロディメイカーだと思う
なんと言ってもwolfの最大の魅力は松本の唄だと思う ハイトーンで逃げる事無くキッチリと歌う様は見事 是非再結成してもらいたいバンドです
2003年にビクターから待望のCD化再発に思わずガッツポーズが出ました
これで彼らの名曲flying higherを聴くのにビデオを再生させずにすむのだから
デビュー当時はガンズやモトリーが全盛期だったので
いわゆる様式美系はダサかったのである 過小評価されてるなぁ 日本人だしね




2. 火薬バカ一代 ★★★ (2008-03-01 02:04:00)

技巧派ギタリスト・黒木政彦と、卓越した歌唱力を誇る天才ボーカリスト・松本龍以、あと、今やミュージシャンとしてよりもパチプロとして有名なアニカツこと関勝美(B)を擁する様式美HMバンドWOLFが、'87年に発表したデビューEP。
現BURRN!!編集長の広瀬和生がビクター勤務時代に社内に設立したインディ・レーベル、CAPITAGON PULGGINGからリリースされたものの、その後サクッと廃盤となってしまった本作は、幻の名盤としてマニアの間で中古LPが法外な値段で取引されていたのだが、'03年に念願叶って初CD化。そのニュースを聞いた時は、自分も↑の方同様、小躍りして喜んだものです。
で、肝心の内容はと言えば、これが幻の名盤との評価に違わぬ、ハイクオリティな様式美HMサウンドがギュウギュウに詰め込まれた仕上がり。特に、スリリング且つドラマティックに構築されたソロを、余裕を持って弾きこなすだけでなく、一発で耳を捉える劇的なリフ・ワークにも冴えを見せる黒木のGと、高音域でも線が細くならないパワーと、繊細な表現力を併せ持った松本のVoが激しくぶつかり合って火花を散らすクライマックスの盛り上がりっぷりが悶絶モノのスピード・チューン①、激しくも悲哀に満ちた泣きのパワー・バラード③、ミュージック・ビデオにもなった名曲⑤(今度再発する時は、是非映像もボーナス・トラックとして収録して欲しい)といった楽曲のカッコ良さは格別。
WOLFが発表した作品の中では、最もヘヴィ・メタリックなエネルギーが漲る、全6曲というボリュームにも物足りなさを感じさせない、充実した内容の1枚。



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