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天氣輪組曲 (2007年)
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天氣輪組曲
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解説 - 天氣輪組曲
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2007-08-10 06:53:00)

2007年発表の…帯によると3rdアルバム。
初CDとなるEPは公式にはアルバムとして扱ってるのかな?
アートワークや構成などを見る限り、かなりキッチュな雰囲気が増したと思います。
まず帯にちょいテクノと大々的に書いてある割には全然テクノじゃない(本当に「ちょい」)、
アーティストの紹介が「歌・アコーディオン・ヴァイオリンデュオ」でありながら、実は
アコーディオンは半分くらいの曲でしか使われてない、可愛らしくも日本的な
湿り気のある恐さを感じさせるイラスト、最初の3曲がカヴァーという変わった構成など
全てが彼女達の一筋縄では行かない音楽性を象徴しているかのよう。
…でもケースに入らない歌詞カードはホント勘弁して欲しいです。初回盤らしいですけど…。
さて、肝心の音楽性のほうもそれらから分かる通りの進歩をしていると思います。
クラシック出身らしい歌唱力・演奏力の高さ、ゴシック的な雰囲気など根幹は変わりませんが、
「お医者さんごっこ」辺りの曲に象徴されるように、狂気的な要素がもっと内部に
入り込み、表面的には明るめになった感じでしょうか。前作を象徴する名曲「純潔は赤」が
ストレートにゴシック的恐怖感を表現していたのとは好対照を成していると思います。
また、ドラムを取り入れてみたり全体的にロック色が強くなったのも特徴と言えるかも。
とにかく前作同様のクオリティの高さで、流石黒色すみれと唸らされる作品。
彼女達の音楽は割とゴス少女を中心に受けている(というか、アーティスト側もそういう層を
対象にしてる?)みたいですが、メタラーにも勧められる質の高さやゴシック性がありますよ。



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