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THIRD WORLD GENOCIDE (2005年)
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THIRD WORLD GENOCIDE
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解説 - THIRD WORLD GENOCIDE
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1. 火薬バカ一代 ★★ (2007-09-12 21:28:00)

ラスト・アルバムとなった5th『SOMETHING WICKED』から実に12年ぶりとなる'05年に発表された、再結成第2弾アルバム
(第1弾はライブ盤『ALIVE AGAIN』)。ちなみにメンバーは、お馴染みダン・リルカ(B)、ジョン・コネリー(Vo)、
グレン・エヴァンス(Ds)に、新加入のエリック・バーク(G)という布陣で、『ALIVE~』には
その名前を連ねていたオリジナルGのアンソニー・ブラマンテは、今回は不参加となっている。
個人的にNUCLEAR ASSAULTに関しては、初期のハードコアがかったスラッシュ・メタル路線も、後期のメロディ重視路線も
どちらも質が高くて大好きなのだけど、本作で披露されているサウンドは、そのどちらでもないヘヴィネス重視路線。
立ち塞がるモノ全てを薙ぎ払うかの如きヘヴィ・リフ、戦車の進撃を思わせる重厚なリズム、不穏さを撒き散らすVoとが
一丸となって押し出してくるOPナンバー①に代表されるように、かつての作品のような突き抜けたテンションの高さは抑え気味で、
寧ろ、内側に向かって圧縮されたエネルギーが生み出す、異様な緊張感がアルバム全体を支配している印象。
勿論、彼らの作品である以上、高速スラッシュ・チューンはしっかりと収録されているし
(というか⑥以降はひたすら走りっ放しだ)、特に③は、その中でも頭1つ抜き出た名曲のように思うのだが、
それでも、そうしたスピード・チューン以上に強烈に印象に残るのは、前述の①や、新メンバーのGが
殆ど主役といって働きっぷりを披露する、メロディアスな⑥(②でのGプレイも素晴しい)といった楽曲だったりする。
『GAME OVER』や『SURVIVE』のようなスラッシュ・メタル・アルバムを期待するとスカされるかもしれないが、
ともあれ、NUCLEAR ASSAULTの名の下に発表するに相応しいクオリティを備えた作品なのは確か。



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