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CRYPT OF THE WIZARD (1996年)
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CRYPT OF THE WIZARD
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解説 - CRYPT OF THE WIZARD
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2007-09-15 21:28:00)

1996年発表の4thアルバム。
実際にはDark Dungeonからリリースされた五枚のシングル「Felden Og Kallet」「En Sirkel As Kosmisk」「Vandreren's Sang」「Stjernefodt」「I Morkret Drommende」を一枚に纏めたものみたいです。2006年、リマスター、スリップケース仕様、ライナーノーツ付きで再発されました。

ライナーでもTANGERINE DREAMなどから影響を受けている事を認めている通り、音楽性はシンセによるアンビエント。Fenrizが「NEPTUNE TOWERS」でやったようなジャーマンプログレそのものの音というよりは、後期BURZUMやSatyrのWONGRAVEN等にも通じる、メロディで情景を描く志向が強い音。映画のサントラ的とも言えるかも。中世北欧を題材にしたドキュメンタリーのBGMにしたら凄く合いそう。

やはり北欧の人だけあって、メロディがかなり良いですね。
5曲目なんかバックで妖しげな持続音が鳴ってるとは言え、日本の秋を思わせるような叙情的なメロディが聴けるし、9曲目に至っては一瞬ですが演歌を連想してしまったくらいだし…(笑)。日本人の好みにも結構合うメロディなんじゃないかと思います。
まあ、所々シンセの音色にチープさを感じる部分もありますが、レコーディングの状況を考えると仕方ないのかも。

ちなみに、ライナーは本人のインタビューをもとに構成されており、別プロジェクトのVONDについてやライブの状況などにもコメントしているので、興味のある方は必読です。彼はポーランドでのライブ中、演出の炎が髪に燃え移った事があるらしい…(笑)。



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