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CLONE (1998年)
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CLONE
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解説 - CLONE
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1. cri0841 ★★ (2007-09-15 22:32:00)

1998年発表の4th。
前作「Extinct Instinct」はプログレ色が強いメロディアスハードで、
ダミアン・ウィルソンの柔らかなVoが特徴のなかなかの力作だった。
4枚目の今作品はドイツのHRバンドSARGANT FURYで熱唱を聴かせていた
イギリス人のアンディー・マック・マクデルモットが加入している。
マックはメタル畑の人なので、メタル色が強くなり、前作とは別バンドのよう。
プログレッシブ・パワーメタルとでも言うべきサウンドか。
ベースはメロディアスハード+ミドルテンポのメタリカ的なヘビィ&ソリッド感
+プログレッシブロックの要素だが、素直なメロディの歌モノで、プログレメタル
にありがちな増長なインストパートや、過度な複雑さはない。
演奏は安定しているが、技術のひけらかしはない。あくまで、曲展開が求めるもの
を適切な技術で表現している感じ。音楽性はこの時点で完成していて、
現在までこのスタイルを頑固に守っている。7分以上の長い曲をアルバム毎
に必ず入れており、疾走曲などはない。彼らのウリは親しみやすく、美しい
メロディだが、今作品は曲自体が地味で、ある程度腰を据えて聴かないと
いけないかも。テーマ性が強く、一時間の映画音楽のような濃厚さは
彼らの一連の作品に通ずる。
今作はマックがこう言う音楽に慣れていないのか、Voがこなれていない感じ。
曲自体も即効性のあるものはない。だからといって駄作ではない。
後半はなかなかのドラマ性を感じさせてくれる。まあ全体の完成度は
次作の「Hypothetical」に劣るのかな・・・。



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