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METAL ANARCHY (1985年)
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METAL ANARCHY
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解説 - METAL ANARCHY
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 ★★ (2007-10-23 23:38:00)

元々はパンク畑で活動していたメンバーが、MOTORHEADやTANK、VENOMを始めとする新世代のへヴィ・メタル・バンドに
触発され、自分達でもパンクの疾走感とメタルのエッジを併せ持った音楽を演るべく'84年に結成した
英国出身のパワー・トリオWARFARE、その'86年発表の2ndアルバムがコレ。
1st『PURE FILTH』のプロデュースはTANKのアルジー・ワードが担当していたが、今回はその座にMOTORHEADの
レミーを迎え入れ(因みに3rdを手掛けたのはVENOMのクロノス)、僅か三日間で突貫レコーディング。
そのためサウンド・プロダクションはお粗末極まりないものの、映画『サウンド・オブ・ミュージック』の
優雅なイントロを引き裂いてヤケクソ気味に突っ走るOPチューン②から、本編最速のスピードで
ラストを締め括る名曲⑩まで、荒々しく粗暴な攻撃性に満ち溢れた1枚に仕上がっている。
レコードで言うところのA面が「SIDE METAL」、B面が「SIDE ANARCHY」と分けられていて、その名が示す通りA面には、
緩急を効かせた③や、そこはかとなく叙情的な前半から疾走へと転じ、インスト・パートでは葬送曲のフレーズが
炸裂する⑤等、より曲展開に凝った(・・・というほど大層なもんじゃないが)メタリックな楽曲が並ぶ。
でもまぁ、全体的に見ると、両サイドとも大した違いはない、というのがぶっちゃけた感想なわけだが。
VENOMやTANKの暴走っぷりを愛する向きにお薦めの作品。




2. 失恋船長 ★★★ (2012-03-25 23:16:00)

メタルアナーキーってタイトルが凄いよね。インテリジェンスなどクソ食らえ猛り狂う暴走HM/HRサウンドをけたたましく轟かせます、作りこまれたサウンドでは感じ取ることの出来ないパワーと爽快感、この手のバンドならではの手法としては目を見張るものがありますね、劣悪なレコーディングもなんのその、整合感とは程遠いグッチャグチャのごった煮サウンドの放つ輝きは破天荒極まりない圧倒的なパワーを伴いすべてを破壊しなぎ倒す暴走感は素晴らしく聞き手を鼓舞し続けるでしょうね。


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