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SOLITUDE (2007年)
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SOLITUDE
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解説 - SOLITUDE
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2007-11-18 19:03:00)

2007年発表新作。
調べた所、2004年に1st出してから、もう8枚目になるらしいです。

鬱ブラック曲をダークアンビエントで挟み込むという構成の作風。
鬱ブラックと言うとBURZUMを初めとして、XASTHURやBLUT AUS NORDなどが挙げられますが、このバンドも上記のバンド同様、陰鬱さを突き詰めるようなブラック。上記のバンドと比べると物理的に(笑)一番聴きづらい音楽性かと思います。

基本的にXASTHURを思わせる、ミディアム~スローなテンポと陰鬱なメロディで攻めるタイプなんですが、ギターの歪みが蟲の羽音や火花を思わせる独特の耳に優しくない音色で、その奥から微かに、ユルユルとメロディが聴こえてくる感じ。しかもドラムの金物の音が大きめで、正直うるさく感じる事もしばしば。ギターの歪ませ方はMUTIILATIONの4thに似てますが、向こうよりもメロディアスに聴こえないような音色。

ダークアンビエント路線の曲での真っ黒な空間の演出の上手さから考えても、この聴きづらさは多分に作為的だと思われますが…作為的にわざわざこんな音質にする辺りカルトですね(笑)。しかし、ノイジーなギターに絡むキーボードなど、時折はっとするような陰鬱さの表現もあり評判になるのも頷けます。3曲目とか、聴いてて取り込まれそうになる…。

陰鬱さは素晴らしいですが、音質的にブラックやノイズ好き以外には敷居が高めかも。XASTHUR辺りを聴いて、もっとカルトなものを聴きたくなった方にお勧め。



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