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解説 - WEGE IN DIE VERGANGENHEIT
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Recent 50 Comments



1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2007-12-25 01:34:00)

2007年発表の音源集。
2002年から2004年にかけてのスプリットなどの音源を集めたアルバム。1000枚限定。録音年が古いので今年のベストアルバム投票には入れませんが、2007年もあと残り僅かというところで、本当に素晴らしいアルバムと出会うことが出来ました…。

このバンド(独りだけど)もPAYSAGE D'HIVER等と同じく、ダークアンビエントとブラックを両方演るタイプのようですが、ここで聴けるのはバンドサウンドが入ったスタイルで、実質的にシンフォニック・ブラックとカテゴライズしても良いんじゃないかと思います。

EMPERORの「In the Nightside Eclipse」や、LUNAR AURORAの「Ars Moriendi」辺りの邪悪なシンフォブラックの雰囲気を押し進めていった結果、キーボードパートの重要性が増し、バンドサウンドが減退した事で、結果としてダークアンビエントの中にブラックが飲み込まれる形で融合したかのような音になった感じ…でしょうか。

キーボードの真っ暗な夜の中、雪が降り積もるかのような視覚的な効果を伴う音色も当然素晴らしいですが、ギターのディストーションの音色もその情景を彩るかのような、繊細な歪ませ方でアンビエント的な曲の世界観を上手く演出しているように思います。途中LUNAR AURORAばりのシンフォニックな豪速ブラストパートがあったり、何故か4つ打ちのリズムが出てきたり、結構展開もあって面白いです。また、寒々しいだけではなく、フォーク的な叙情メロもあり、ある程度聴き易いのも良いですね。

ヴォーカルは遠くから絶叫が聞こえてくるようなミックスですが、メタル的な魅力よりもダークアンビエント的な情景描写を重視したような作風にはあっていると思います。一般的なメタルからの逸脱具合ではLUNAR AURORA、NOCTERNITY以上、DARKSPACE以下…ぐらいでしょうか。この手が好きならば必聴。

しかし、こんな素晴らしいアルバムなのに1000枚限定ですか…そんな殺生な。こういう音、好きな人結構いるんじゃないかと思うんですけどね…。もっと聴かれて欲しい。2000円強で彼の「冬の王国」に73分も滞在できるんだから、これは買いですよ。




2. 黒烏龍茶 ★★ (2008-03-05 16:32:00)

基本的には雰囲気モノなのですが、
キーボードパートには神秘的で良いメロディもあるので
楽曲としても適度な聴きやすさがあります。
難としてはこの手の雰囲気・世界観重視の音楽としては
ドラムの金物の音がちょっと大きすぎる場合があります。
ヘッドフォンで聴いてると耳をつんざかれるような感じで残念です。
あと、曲の長さはもうちょっと長い方が浸れるかも知れません。


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