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ESCAPE INTO THE SUN (????年)
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ESCAPE INTO THE SUN
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解説 - ESCAPE INTO THE SUN
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1. ピュアメタラー ★★ (2007-12-25 23:41:00)

'06年発表のソロ名義アルバム。ソングライティング・プロデュースは、ここんとこ引っ張りだこの北欧の名ギタリスト、マグナス・カールソン。
数あるマグナスが関係した作品の中でも最も哀愁路線を徹底的に追求したといっても過言ではないというか、トニー・オホーラのハスキーでエモーショナルな歌声がそう思わせるのか・・・とにかく泣きがハンパない。しかもメロディ自体がガツンと頭に入ってくるほどキャッチーで、切ない。
個人的には冒頭の数曲はあまりに“狙い過ぎ"(クサい)な感じが否めなかったが、中盤~後半にかけてのかっこよさには参った。アンディ・デリスばりの強烈なファルセットのハイトーンを聴かせる⑩Black Wingsには感動を覚える。
地味なアルバムに思われがちだが、メロディ志向派には強烈にアピールできるアルバムだ!




2. 火薬バカ一代 ★★★ (2019-02-06 23:56:06)

アルコール問題を抱え解雇されたゲイリー・バーデンの後任としてPRAYING MANTISに加わり、ファンの間で名作の誉れ高い『FOREVER IN TIME』(’98年)等、2枚のアルバムに参加。'99年に行われた来日公演にも帯同していた英国人シンガーのトニー・オホーラ(スティーヴ・グリメットの後任としてONSLAUGHTに在籍してい経歴の持ち主)が、PRAYING MANTIS脱退後の'06年に、セラフィノ・ペルジーノの後押しを受けてFRONTIER RECORDSから発表した初めてのソロ・アルバム。
「コリン・ピールの再来」としてマンティス時代から歌唱力には定評のあったシンガーであり、しかも本作には曲作りからレコーディング作業に至るまで、MIDNIGHT SUNやLAST TRIBE、ALLEN/LANDE他の活動で知られるマグナス・カールソンが全面協力。実力者2人がタッグを組んだ時点で内容に関しては一定以上のクオリティは約束されたも同然です。
ウェット且つ重厚なムードに包まれたミッド・テンポの楽曲が連続するため、通して聴くと若干メリハリには欠く印象ながら、抒情的に煌めくKeyを効果的に配して風通しの良さを確保し、歌い込むタイプのトニーの熱唱が十二分に映えることを念頭に書き上げられたメロディック・ロック・チューンの数々は、アルバム表題曲②(ボーナストラックとして収録されたアコギ・バージョンも良い)や、歌心を燃焼させるかのようなVoが圧巻の⑦を始め、いずれも聴き応え十分。
今となっては余り顧みられる機会のない作品ですが、中古屋で見かけたら一度手に取って頂ければ幸いです。



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