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GUITAR ALLEY (????年)
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GUITAR ALLEY
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解説 - GUITAR ALLEY
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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2008-01-17 22:50:00)

カナダのメロディアス・ハード・ロック史に残る名盤の1つにして、SANTERSの代表作、そして彼らのラスト・アルバムともなった、'84年発表の3rdアルバム。
質は高いが、やや大人しくまとまり過ぎていた感のあった2nd『RACING TIME』に比べ、ハード・ロッキンなエッジと躍動感を取り戻しただけでなく、都会的とも言える、スマートな哀愁に彩られたメロディにも一層の磨きが掛けられ、まさにバンドの最高傑作の名に相応しい内容に仕上がっている本作。とにかく哀メロ・チューンだろうが、ロックンロールだろうが、バラードだろうが、サビメロには必ず耳を捉える強力なフックが備わっていて、全10曲、捨て曲なし。
中でもSANTERSの代表曲にして指折りの名曲①、リリカルなKeyの装飾が胸に沁みる④、躍動感と叙情性が程好くブレンドされた⑦、キャッチーなリフをフィーチュアした⑨、そして泣きの滲むバラード⑩といった楽曲の出来の良さは別格。
③や⑧(FREEの名曲の秀逸なカヴァー)を聴けば明らかなように、幾多の場数(ライブ)を踏んだ事により、バンド・サウンドも更なるタイトさとダイナミズムを獲得。特に、リック・サンターズのエモーショナルなVoとGは、成長著しく、これは、本作のプロデュースを手掛けたTRIUMPHのリック・エメット師匠の存在も大きかったんじゃなかろうか。
SANTERSの何たるかを知りたければ、まずこのアルバムから聴く事をお薦めさせて頂きます。『蒼きヒーロー』なる邦題もカッコイイ。




2. 鉄仮面 ★★ (2015-01-02 10:12:50)

25年振りに聞いたが、全体を通してなかなかメロディアスで良かった。但し、⑧はこのアルバムの曲調とあまり調和していないと感じた。



3. 失恋船長 ★★★ (2016-09-14 15:07:47)

リック、マークのサンダース兄弟にベースのリック・ラザロフの3人からなるカナダ産の正統派HM/HRバンドが1984年にリリースした3rd(プロデューサーにあのトライアンフのリック・エメリットが参戦)。哀愁のあるメロディを歌い込むリック・サンダースの熱を帯びつつクールな歌唱スタイルを軸に、ボーカルオリエンテッドな作風にはなっていますが、芯は太いが歌を邪魔しないドラムが根幹を支え、無駄を省いたギターがエモーショナルな響きを奏でる洗練されているが、ロックな衝動を失わない楽曲が目白押し、個人的にはY&Tのカナダ版だし、よりハードに迫ったApril Wine思っているので、その手の音楽性に共感される方には強くお勧めしますね。装飾を省いているし今の感覚では全般的に地味に聞こえるでしょう。でもFREEのカヴァーがどハマりするようにバンドの本質が何処にあるのかを見抜けたら楽しめますよ。哀愁のある歌とメロディ、その魅力を前面に押し出した①は名曲中の名曲と思っています。


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