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In the Raw (????年)
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In the Raw
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解説 - In the Raw
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1. 失恋船長 ★★★ (2025-11-17 23:27:07)

オリジナルのリリースは1983年、あのShrapnel Recordsという意外なレーベルの名前が出ましたが、出してい音は正統派HM/HR一直線。元々、ネタ元がバレそうなのが良くも悪くもな一面はあるのだが、今作も貫かれるのは正統派メタル愛。お得意のRAINBOW、DP路線は勿論、JPスタイルすら取り入れ構築されたスタイルは正統派メタル以外の何物でもないのだが、今作は日本盤のリリースもなく、彼らは忘れ去られることになる。やっぱりルックスが良くないと外タレ好きの女子供を相手に雑誌を打っていたミュージックライフ誌はプッシュしないよね。

この混じりっけなしのダイナミックサウンドのグッと掴まれますよね。そのパワフルを後押しする高らかに打ち鳴らされるハードヒットドラム。外連味のないサウンドは王道も王道の電車道。魁男塾名物、直進行軍を思い出させる豪快なかつ痛快なサウンドに彩られている。

それにしても古典ロックの美しさが詰まっている。ロックの持つ軽快さとヘヴィな音像、単純な作業のように感じるが、やり方を間違えたら、とんでもなくカッコ悪いことになる。このバンドのその美学を知っているからこそ、明確なコンセプトをもってやり切っている。楽曲のクオリティも問題なし、演奏は熱い、なぜ国内盤のリリースがないのか、そもそもアメリカでもイマイチ売れなかったのだろう?不思議で仕方がないのだが、ヘヴィでアグレッシブなパフォーマンスを軸にNWOBHMを迎え撃っている。

ラフだがメロディを蔑ろにしないアレンジ、並みのバンドが束になっても敵わない熟練度に唸ります。漢メタルの代表格。もっと高い評価を受けるべきだ。アングラメタル番長で終わるようなクオリティではない。アメリカンメタルの良心ですよ。
シンプルに曲がイイ。それに尽きます。ルックスも売上ランキングも関係なし。

何度聞いても胸が熱くなりますね。名曲揃いの名盤です。



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