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THE CRUSHING DESIGN (2005年)
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THE CRUSHING DESIGN
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解説 - THE CRUSHING DESIGN
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1. 火薬バカ一代 ★★ (2008-02-04 21:45:00)

昨今のスラッシュ・メタル・ブームの一角を担う、ポーランド出身の5人組スラッシャーHORRORSCOPEが
'04年に発表した、彼らの日本デビュー作でもある2ndアルバム。
ダークでヘヴィ、且つパワフルな、ANNIHILATOR風味のモダンなパワー・メタルを演っていた1st『PICTURES OF PAIN』に比べ、
本作は、Gプレイにジェフ・ウォーターズからの影響を残しつつも、楽曲単位ではANNIHILATOR色は後退。それよりも
鋭角的にザクザクと刻まれる分厚いGリフといい、歯切れ良く疾走感抜群のリズムといい、EXODUSやTESTAMENTに代表される
ベイエリア・スラッシュ・メタル・テイストが強調された、スピーディで痛快極まりない内容に仕上がっている。
DIOのカヴァー曲⑥を、しっかりと歌いこなせるだけの力量を備えたVoと、メロディックでテクニカルなソロをビシバシと
決めまくるツインGを擁している辺りもベイエリア・スラッシュっぽいが、キャッチーさよりも、無骨な荒々しさや、
寒々とした感覚が勝っている辺りが、如何にも東欧出身のバンドといったところか。(先入観かもしらんけど)
タイトだが、やや面白味に欠けるリズム面にもう少しフックが出てくれば、更に良くなるのでは・・・等とも思うが、
とりあえず現時点でも、歌えるVoを活かした劇的な構成が光る④、炸裂するように疾走する⑧、序曲⑨から繋がる、
本編のハイライト・チューン足る⑩といった楽曲は十分にカッコイイ。また、国内盤にはボーナス・トラック2曲が
追加収録されているのだけど、これが本編収録曲よりも正統派HM色が強く出た仕上がりで、かなり美味しい。
下手すりゃ「メインよりもこっちの方が良い」と言う人もいたりして・・・なんて。




2. Arsenal / Gunners ★★★ (2011-01-13 00:39:53)

97年結成、01年に1stを出した若手有望株の2nd
1stの評判を聞きつけたドイツの老舗レーベルよりリリースが決まり、地元ポーランドの長期ツアーを経て制作された力作。
ジャケットを見たときには暴虐性のある攻撃性の高いサウンドを想像させましたが
デスラッシュというより、80年代のスラッシュメタルを身上としているとライナーにも書かれているとおり、テクニカルで暴虐性はありません。
速すぎず・遅すぎずという正攻法なスラッシュサウンドが全面に出てヘヴィでザクザクなリフと、野太い力強いヴォーカルはクセがありませんし
音質がクリアであるため凄く聞きやすいですね。
勢いで突っ走るタイプではないので新人さしさは無く、安心して聴けるメタル(正統派メタル?!)に仕上がり。
重厚な音と変調を使いながら聞かせる曲が多いと感じ、特にボートラの2曲共クオリティが高く、13は疾走してて印象に残りました。



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