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RDTR (2004年)
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RDTR
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解説 - RDTR
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2008-03-30 21:15:00)

2004年発表の3rdアルバム。
このバンドもエレクトロニカやアンビエントなどにサンプリングを加えた、前衛的・実験的な
作風で、WHENや脱メタルしてからのMANESやULVERなどと同様に、聴いていて抽象的な
イメージを喚起させる音楽性ですね。特に「PERDITION CITY」の頃のULVERに似てますが、
こっちの方が見えてくる景色がより不条理で、妖しくて実体をつかめない感じ。
朝起きたらタイムトリップしてて、周りが全部人間の倫理の及ばない機械文明になったような
恐怖感だったり、意識だけ異次元に飛ばされて彷徨っているような浮遊感を味わえます。
こういう音楽をやっているだけあって、やっぱり音響やリズムでの心地良さの演出が上手い。
加えて、意外にもピアノやキーボード、一部トロンボーンなどによるメロディもあるので、
実験性やマニアックさの割に聴きやすいんじゃないかと思います。まあ、変な音響処理が
施されてる所とかもあって、全体的には妖しいんですが(笑)。こういうセンスもULVERと
共通してますね。この人たちがJESTER所属バンドなのは凄く自然だと思います。
前述したバンドの音楽性や、ブラック経由のアンビエントが好きならば聴いて損は無いかと。
この不条理性や頽廃性、アウトプットこそ違ってもブラックと共通する物が感じられるんですよね。
ちなみに、収録曲が10曲なのにプレイヤーに入れると12曲表示されるのは、6、7トラックの
「Police Chasing Police」と10、11トラックの「The Solitude of Space」が二部構成だからです。



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