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DAS AAS ALLER DINGE
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2008-04-11 23:03:00)

2007年発表の3rd。
ジャケやケースが真っ黒で一見誰のアルバムか分からないんですが…(笑)

端的に言うと、「VED BUENS ENDEの遺伝子がドイツで萌芽した感じ」。
VBE同様、ジャズ的なアンサンブルを取り入れたブラックで、VBEと比較するとブラストの頻度が高めだったり、ギターとベースのハモる箇所が多かったり、PESTE NOIRE辺りにも通じる夜中の墓場で骸骨が踊っているような頽廃的なメロディが多く聴かれたりといった特徴がありますね。

ブラストが炸裂するパートであっても、ベースがそれに同調するのを拒むかのようにマイペースに頽廃メロを弾いていたりして、凄く粘っこい雰囲気のある作品。ベースが意識しなくても聴き取れるような音質も、アンサンブル重視の音楽性にあってますね。またヴォーカルもデスヴォイス以外に生気の無い涎垂らしながら歌ってそうな普通声を使ったりして妖しさを演出。平日の昼間から、学校や仕事をサボってダラダラとこれを聴いていたら、どんどん駄目な方向へ落ちて行きそうな感じの音楽(笑)。

ブルータルブラックが一気にぶっ殺される感じだとしたら、こっちは窒息フェチのサディスト殺人者に首を締められて、生かさず殺さずの状態にされた中で見る悪夢…という感じでしょうか。VBEに衝撃を受けた人、頽廃的な空気感が好きな人にお勧め。
…あとブックレットの悪趣味なイラスト、LEVIATHANの作品で見れるものとそっくりだしWrestのデザインって書いてあるんですが…LEVIATHANのWrestが手がけたんでしょうか。LEVIATHANのジャケも自分でやってるのかな?Wrestのマルチな才能を発見。



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