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COCAINE (2006年)
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COCAINE
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解説 - COCAINE
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2. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2009-02-06 21:29:00)

2002年発表の…おそらく1st…かな…?

ハーシュノイズやインダストリアルとブラックメタルの異種交配はよく行われていますが、自分が今までに聴いた中では、これは最高級にレベルの高い逸品といえると思います。

↑でたまねぎさんが「麻薬リフ」と表現されてますが、正にそんな感じでまずリフが独特で、かつ中毒性が非常に高い事が特徴ですね。そのリフが、ハーシュノイズと混交した音質の助けを借りてサイケデリックに花開き、スパークしながら散っていく様はなにか神々しいものすら感じます。

音の抜けの良い高速のマシンドラムのリズムも、ブルータリティよりもサイケデリアや酩酊感を加速することに貢献している感じ。クスリによって精神が壊れ、壊れたが故に神秘を体感できる人間の精神の中を旅したら、こんな感じなのかもしれませんね。

また、1曲目の掴み部分に悲鳴や合唱のSEを挿入して想像力を刺激したり、ヴォーカルに正体を隠すようなエフェクトが掛けられていたり、ブックレットにはメンバーのはっきりした写真を決して載せなかったり、アートワークも含めたミステリアスな雰囲気の演出も巧みで、それが作品から受ける神秘的な感覚を更に底知れないものにしてるんですよね…。プリブラ的酩酊感を、知性的(かつ狂的)なアレンジ・演出により麻薬性にまで高めた感じ、でしょうか。

↑のレビュー見て買ってしまいましたが、確かにこれは素晴らしいです。まだ知名度はそれほどでもない(Metal Maniacs誌にインタビュー載ったけど…)みたいですがスピリチュアルな次元に到達した、数少ないバンドのうちの一つなのではないかと思います。



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