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BEAT THE BASTARDS (1996年)
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BEAT THE BASTARDS
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解説 - BEAT THE BASTARDS
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. カットタン ★★ (2008-05-05 23:07:00)

こりゃスラッシュメタル
ハードコア・パンクの大ベテランバンドが作ってしまったスラッシュメタルの名盤
乱暴に言ってしまえばそうなります。パンク・ハードコア畑だから音が軽いとかそんな事も絶対に無い
走る上にヘヴィ。攻撃的なギターソロも充実。スラッシュ好きは聴かなきゃ損とかそいういうレベルです




2. DORA ★★★ (2012-05-11 20:12:54)

これは凄いですよ。
下手なスラッシュメタルバンドの下手なアルバムより、余程スラッシュメタルです。
曲調やアティテュードはパンク以外の何物でもないですが、音像とアグレッシブさだけを抽出すれば、これは完全にスラッシュメタルです。
SLAYERやVADERに衝撃を受けたようなスラッシュ大好きな方は、ぜひお試しあれ。



3. 火薬バカ一代 ★★★ (2017-11-18 09:30:51)

名前は知っていても、まともに聴いたことはないパンク・バンドってのは結構多く、UKハードコア/パンク界のリビング・レジェンドこと、ワッティ・バカン(Vo)率いるTHE EXPLOITEDもそうしたバンドの一つ。なので彼らが’96年にMUSIC FOR NATIONSからリリースしたこの12thアルバム(多分)を初めて耳にした時はビックリでしたよ。ガリガリと鼓膜を引っ掻くGリフ、性急に突っ走るビートを抜群の安定感で支えるリズム隊、各曲にフィーチュアされ威勢よく迸るGソロ、怒りに満ちた咆哮で聴き手をアジテートしまくるVo等々。こりゃまた何とイカしたクロスオーバー・スラッシュか…というか、これってもう普通にカッコイイ、ストレートなスラッシュ・メタルの快作じゃん!と。
特に純粋な賛辞として「まるでSLAYER」という言葉を贈りたくなる⑥⑪はスラッシュ魂が燃え上がらずにはいられない名曲。当時流行のキーワード「ラフ&スポンテニアス」を言い訳にせず、しっかりと作り込んだ肉厚なプロダクションも、収録曲が放つ剣呑な殺気と迫力を効果的に倍加してくれています。(プロデュースはコリン・リチャードソンが担当)
このアルバムが発表された'96年頃といえば、モダン・ヘヴィネス・ブームの直撃でスラッシュ・シーンはスピードダウン著しく、またパンク・シーンはもっとポップでメロディアスな音が主流なりつつあった時期。本作はその只中にあって「るせぇ!そんなん知るかボケェ!」とばかりに、両者に中指突き立てて我が道を貫き通す、まさしくパンクな姿勢と、スラッシーなアグレッション/スピード感が全編に亘って横溢した力作に仕上がっています。




4. 失恋船長 ★★★ (2019-12-04 20:02:49)

英国を代表するパンクバンド。メタリックなアプローチを感じさせる面はあれど、あくまでもパンク畑からの接近だと言うのが、このバンドの魅力なんでしょう。90年代の中頃に、ここまでストレートに打ち鳴らされる暴走ロックンロールをやってくれるとは、掛け値なしのカッコ良さにグイグイと引き寄せられます。

ちょいと聴くだけで身体にポッと火が付く程にクールで熱いリフ、直情的なビートは場面場面に合わせ柔軟に動き回り、歌い手はあくまでもケンケン喚くだけではない歌唱力を持ち合わせている、素行の悪い不良感漂う節回しは英国パンクの王道なのかもしれませんね。タフなのにメロディアスと感じさせるパート、でもその場面は必ずや暴力的。パンク特有の剥き出しの感情を内包する激情が加速する様の、このバンドの気合いの入りようを感じずにはいられません。天に向かって唾を吐け(アカテン教師梨本小鉄)、時代に抗うパンクスだからこそ、成し得た逆行するスピードサウンド、その凄みと強い精神性が今作に宿っているように感じます。モーターヘッドがイケるなら確実に感性を満たし刺激しまくるアルバムですよ。



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