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MALEVOLENT ASSAULT OF TOMORROW (2007年)
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MALEVOLENT ASSAULT OF TOMORROW
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解説 - MALEVOLENT ASSAULT OF TOMORROW
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. GC8改 ★★ (2008-05-06 18:58:00)

元LIVING DEATH,SODOMのアトミック・シュタイフが在籍していた
事でも知られるドイツのスラッシュメタルバンドの1987年リリースの唯一の作品。
初期SLAYER,EXODUSを彷彿とさせる剛球一直線のスラッシュメタルで
最初から最後までひたすら走り倒している。
演奏の方も多少ドラムのドタバタ感はあるものの、スピード&パワーで押し切って
おり、聴いていて爽快感を味あわせてくれる。
同じ時期から活躍しているKREATOR,DESTRUCTIONと比較しても
肩を並べる位のクオリティで、これ1枚で消えてしまったのは非常に惜しい。




2. 火薬バカ一代 ★★ (2008-05-10 02:12:00)

ジャーマン・スラッシュ・シーン屈指の名ドラマー、アトミック・シュタイフが、そのキャリアをスタートさせた
バンドとしても知られる、5人組スラッシャーVIOLENT FORCEが、'87年に発表した最初で最後のフル・アルバム。
・・・なんだけど、実の所、本作のレコーディング前に既に彼氏は脱退済み(その後、LIVING DEATHに参加)。
アルバムでは後任のユルゲン・ヒレブランドがDsを叩いているが、ドラム・パートの難易度が非常に高かったため、
アトミック・シュタイフがレコーディング中に、付きっきりでアドバイスを送ったという、ちょっと良い話あり。
その甲斐もあって本作は、タイトに畳み掛けてくる、手数の多いDsを中心にガッチリとまとまり、メロディを無視して
吠えまくるアグレッシブなVo、攻撃的に動き回るB、そして、マシンガンの如き刻みの細かいリフから、
メロディックなソロまで、機動力を活かして大活躍するツインGとが、一丸となって猛然と突っ走る、
「これぞまさに王道ジャーマン・スラッシュ・メタル!」といった感じの、痛快極まりない内容に仕上がっている。
全編、これ押せ押せの猛々しい作風ながら、MORTORHEADばりの爆走OPナンバー①に始まり、スピーディ且つ勇猛な②③、
IRON MAIDENからの影響が薫るインスト曲⑤、正統派へヴィ・メタリックなGソロが炸裂するバンドのテーマ・ソング⑦、
SLAYERばりの殺傷力を備えたリフが突貫するハイスピード・ナンバー⑩・・・と、最初から最後まで
全く飽きさせない曲作りの上手さは見事という他ない。特に、畳み掛ける疾走感と、劇的なインスト・パートが
融合を果たした⑥は、VIOLENT FORCEというバンドの魅力が判り易く詰め込まれた、本編のハイライト的存在。
LIVING DEATH、SODOM、HOLY MOSES・・・と、アトミック・シュタイフがこれまでに在籍したバンド群を
気に入ったファンなら、間違いなく「買い」の1枚。ジャーマン・スラッシュ・メタルの隠れた名盤の1つですよ!




3. MACHINE HEART ★★ (2008-05-11 11:56:00)

アトミック・シュタイフが在籍していたけど実際にプレイはしていないためか、正直ドラムに物足りない感がありました(やはりアドバイスして叩いてもらうのと実際にプレイするのとは違いますね)。
DEAD CITYやWHAT ABOUT THE TIME AFTER?あたりはまあまあ良い線いってるし、今後に成長が期待できそうなアルバムなのにこれ1枚で終わりって言うのは確かに勿体無い気がしますね。




4. 失恋船長 ★★★ (2019-07-31 12:08:42)

オープニングからMOTORHEADやVENOMばりの暴走R&Rで幕が開けるジャーマンスラッシャーの1st。その手の埃っぽい暴走スタイルで勝負を掛けるかと思いきや、②以降はキレキレのスラッシュナンバーが速射砲の如く打ち鳴らされる。合間に正統性の強いインストを放り込んだりと、NWOBHMを何倍も過激に演奏される楽曲は聴き応え十分。いい意味で粗削りな感触が残っているのも個人的には好印象。欧州的なクールさと加熱するアグレッション、全体的に漂う暴力的な野性味が聴き手を鼓舞するでしょう。草食系男子?肉を喰らえ肉を!そんな音がテンコ盛りでしょうね。

こうして改めて聴くと、毛色の違う①はアルバムのイントロ的な立ち位置だと思えるし、初期スラッシュバンドならではの多様なスタイルが詰まっている。スラッシュバンドからの影響以外も色濃く溢れているのが印象的だ。

刻みまくるリフはスラッシュならでは、その中に叙情的とも言えるスピーディーなソロパートを持ち込むギターワークの旨味、じりじりとした焦燥感を煽りまくるリズムプレイの盤石さ、スラッシュメタルの攻撃性を見事に補完している。アルバム一枚を残し解散した為に、今や忘れ去られた存在だが、2007年にポーランドのMetal Mindからリマスター再発。そして2018年には
High Rollerからも再発されていますので、ベイエリアとは違う欧州ならではの真骨頂を味わって欲しい。



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