いいと思います。 全編にわたってドッケンにしか醸しだせない哀愁あるメロディーが散りばめられてます。ドッケン復活後パッとしない時期が続いていたのでしばらく敬遠してたけど、久しぶりに視聴コーナーで聞いて、即買い。 背伸びせず等身大の自分を映し出したら、物凄くいいものができあがったって感じですね。個人的には③のheart to stone がお勧め。
ジョン・レビンってヨーロッパのベース弾いてた人?かと一瞬思ったけど勿論違うよな。(笑)しかし、この音色、フレーズ、まんまジョージ・リンチじゃん。あのカミソリギターはジョージにしか出せないと思ってたけど、かなり肉薄してるね、大健闘でしょう、これは。前作ではこんなギターは弾いてなかったんで、おそらく意図的に、っていうか、意図、研究しないとこんなギターは弾けないわな。ジョン・レビン君の健闘にまずは90点あげる。曲も黄金期のドッケンサウンドを意識した物で、さすがにBACK FOR THE ATTACKレベルのクオリティとまでは言わんが、再結成してまずはこういうアルバムを作ってれば今の彼らの評価もまた違ってたんじゃないかと。かなり気合の入ったいい出来のアルバムなんで、もうDOKKENは過去のバンドだと見切りをつけた人も、騙されたと思って聴いてみてほしいな。
ここしばらくのDOKKENにがっかりしていた方々、ぜひ聴いてみてください。 ジョージがもう戻らない現実、ジョン=レヴィンを加え、彼らは初期好きのファンの期待には充分答えてくれたのではないかと思います。さすがにTooth and nailやkiss of deathのようなキレた曲は無理だとしても(強いていえば⑦point of no returnがこれにあたるかな)、確かにもっと早くコレをやってくれてればという感は否めません。。。 これで最後かと思うと淋しいですが、素晴らしい散り際でしょう。