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THE UNSPOKEN KING (2008年)
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THE UNSPOKEN KING
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解説 - THE UNSPOKEN KING

2008年5月26日、Century Media Recordsよりリリースされた6thアルバム。(アメリカでは6月24日)
ヴォーカリストのLord Wormは再びバンドを去り、後任としてMatt McGachyが加入して制作された。
ギタリストAlex AuburnとベーシストEric Langloisそれぞれにとって、在籍時最後のアルバムになった。
アルバム完成後にキーボディストMaggie Durandもバンドを離れた。
BURRN!誌でのインタビューで、リーダーのFlo Mounierは「ずっと速いだけだと深みがない。だから、次のアルバムではダイナミクスとフィーリングをもっと取り入れたい」と発言しており、新ヴォーカリストの選出と本作の音楽的な方向性はそれに準じている。
しかし、このデスコア路線への変更とキーボードとクリーンヴォイスの導入がメディアや一部のファンの間でも問題作扱いされる結果となった。日本盤のライナーノートにも「ファンの立場を賛と否の両極に激しく分断せずにはおかない“問題作”」と書かれている。

Recorded:December 2007 - February 2008 at Garage Studio, Montreal, Canada
Producer:Christian Donaldson and Cryptopsy
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. GC8改 ★★ (2008-06-15 22:33:00)

2008年リリース最新作。
良い意味でも悪い意味でも音が洗練され尽くしており、もはやデスメタル特有の
ブルータリティは殆ど感じられない。
またメタルコア系のヴォーカルもそれなりのデス声を披露しているが、一部クリーン
ヴォイスで唄っている箇所があり賛否が分かれると思う。
しかし演奏の充実度は素晴らしくフロも今まで通りブラスト&スラッシュビート
をぶちかましており、スピード感は損なわれていない。まさに高速テクニカルメタル
コアと言った所か。
確かに別バンド?と思わせる所もあるが個人的にはそれ程違和感は無かった。




2. 安部@闇世界 ★★ (2008-08-22 12:20:00)

評価の難しい6th。
前作までとは、質的にテクニックもブルータリティも変化しています。
まずテクニックに関しては、これまではデスメタルの延長上でジャズなど
を取り入れるといった感じでしたが、今作ではマスコアやテクニカルグラインドゴア
で使われるテクニックを、デスコアを主体として取り入れたいう風に感じます。
ブルータリティについては、従来の邪悪で複雑精緻なリフを編みこみながらドラム
含め爆走するという手法から、テンポチェンジとヘヴィネスに頼った手法へと変化
しているように思います。リフからはもはやかつての邪悪さは感じられず、デスメタ
ルというよりモダンなメタル、メタルコアの質感がします。voについてですが、クリ
ーンボーカルはやっぱりやめてほしかったです。アグレッションが削がれているよう
な気がしまして。この点は自分はけっこう不満でした。
ただし楽曲の出来については、かなり良いかと思います。これがcryptopsyがつくった
作品ではなく、どこかのデスコアバンドがつくったものだとしたら、おそらく超名盤
だと思いますよ。



3. やすか ★★ (2008-09-02 22:40:00)

残念なことに非常に聞きやすいものでした フロはいつも通りですが
なんじゃこりゃーという変態なバンドでは
もうありません ボーカルのプギュあーというデス声は好きですが
まさかどこかで聞いたようなクリーンで歌うとは・・・



4. naosuke ★★ (2008-11-30 14:52:00)

また同じような作品だったら完全スルーしてるとこでしたが、本作はいいです!
でも今後が難しいでしょう…



5. J.S.Bach ★★ (2009-04-13 21:55:00)

賛否両論と言われているこのアルバム。
気持ち悪さは減ったが、純粋に攻撃力を求めるならばこの1枚は大きな進歩となるだろう。低音系だけで攻撃力を求めるには時代遅れだ。生物学的にも、低音より高音のほうが耳触りとなりやすいのは事実である。
クリーンは他のシャウトを際立たせるのに役立っている。天才はバカがいるから天才に見える、天才だらけならば天才さが目立たない、というものと同じ原理である。しかし、サビでクリーンするのは好ましくない。クリーンがメインに聞こえてしまう。
ギターも攻撃力不足。下手に適当に弾くならば、十二音音階で無機質を出したほうが攻撃力があるかと思われる。
次回のアルバムがカオデスになっていることを期待する。



6. イオロス ★★ (2009-08-29 02:07:00)

酷評されるほど悪くないと思いましたが。。。
①②③⑤なんかかなり聴きこみました
このバンドにクリーンは必要ないというのは同感ですな




7. はのい ★★ (2010-03-11 22:53:00)

とりあえず第一印象は「どうしてこうなった」
超変態ブルデスから一転、ちょっと演奏が凄いだけのメタルコアに成り下がってます…。
このバンドにクリーンボイスなんて必要無かった/(^o^)\
もう以前のような超変態ブルデスサウンドはこのバンドに求められないのだろうか…



8. フラッシュ ★★ (2010-07-01 21:38:00)

こんな感じの曲調でも僕はアリです。今までのCRYPTOPSYが好きな人はブルデスが好きだから今作の曲調にはがっくり来るかも知れませんが、僕はこういうデスコア系の曲調も好きなので今まで通りCRYPTOPSYを応援していきます。クリーンボイスも新しいCRYPTOPSYが見れて良かったです。
昔のような邪悪さmaxの曲調も好きなので今後が気になります・・・



9. etude ★★ (2010-09-01 20:27:00)

何か勿体ないものを感じた。
1st,2ndや5thでのロードワームがいるときのアルバムがなぜか大好きなんですが、それにしてもクリーンボイスて・・・悪くはないが、彼らがわざわざやる必要がないのに・・・



10. 極太うどん野郎 (2011-03-30 17:06:30)

音の分離がハッキリしているので、すごくクリアに聴こえる。
その分、全てのパートが渾然一体となって畳みかけてくるような破壊力を感じなくなった。
また、これまでにない整った曲展開になり、何回聴いても頭に入ってこないような掴み所の無さが失われた。
並みのバンドならこれが正当進化なのかもしれないが、CRYPTOPSYに関して言えば、「裏目」ってる気がする。

そしてVo。
かなりの巧者なのだが、聴けば聴くほどロード・ワームの極悪下水道ウジ虫ボイスが恋しくなってくるから困る。
さらに、ギターがジョン・レヴァサーじゃないというのも痛すぎる。

悪い作品ではないが、なんとも…。




11. N男 (2011-12-13 20:44:28)

クリーンヴォーカルをはめるならもっと曲を練った方が良い。
全体的に上手くハマっていないように感じた。
音楽的進化云々の前に、曲が良くない。
でも①、②、⑤、⑨は中々面白かった。
確かに耳に残るフレーズはあるが、初期の頃のスリリングさが皆無だからなぁ・・・


77点。




12. 枯林 ★★ (2016-07-01 20:13:21)

大胆なイメチェンを図った6th。

メタルコア的な要素に悲鳴を上げた方が多かったようですが、私的にあまり違和感がなかった。クリーンボーカルも転調と呼べるようなメロディアスさはなく、陰鬱でアクセント程度と言えなくもない。そこまで世界観壊してないでしょう。キーボードも。

音質は過去最高。フロはトリガーを止めて自身のパワーで勝負しています。高速ブラスト時はスネア音が聞き取り辛いですが、それが逆に命削ってる感があって好き。てかツーバスがスピードアップしてて驚愕!まだ伸びしろがあるとは。

ギターフレーズやソロはちょっと足りない。ジョンレヴァサー不在は影響大です。次作では復帰したものの、また脱退しました。アルバム制作だけには今後も関わって下さい!



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