2000年6月発売のミニ・アルバム。全6曲入り。 9th「THE HOUSE OF ATREUS ACT I」(1999年11月)と10th「~ACT II」(2000年12月)の間にリリースされた。 1. Wings of Vengeance 2. Flames of Thy Power (From Blood They Rise) 3. Prometheus the Fallen One (Savage Unbound mix) 4. Gate of Kings (new alternate / acoustic version) 5. Agamemnon's Last Hour (Silver Sided Death) 6. Great Sword of Flame (Psycho Rough mix) 次作10thは2枚組となるが、DiscI、IIの1曲目をそれぞれ収録(1と2)。どちらもアップテンポの良曲だ。 前作からは2曲。かっこいいギャロップ疾走曲の6は別ミックス・バージョンで、よりソリッドになっていて良いカンジ。 バラードの4は歌詞も増やしイントロも付け加えた、大幅に改造されたアコースティック・バージョン。 オリジナルとは甲乙つけがたい。 5は本作のみ収録の新曲で、歌詞は当然このシリーズと関係がある。1分15秒のピアノ・バラードの小曲。 そして本作の最大の売りは3曲目! オリジナルのムードは壊さぬまま、遥かにソリッドになり冷気も増したサウンドが素晴らしい! 「THE MARRIAGE OF HEAVEN AND HELL Part2」収録の原曲を気に入った人は是非ともこちらのバージョンも聴くべきだ。 ここでしか聴けないのは小曲の5だけ、あとは別バージョンではあるが、満足度の高いEPだ。 とは言え現在の日本では彼らのアルバムは中古でどれも安く手に入るので、このEPからわざわざ入門する必要もないのだが、 この作品を初めに聴くんでもバンドのイメージは十分につかめると思う。