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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2008-09-25 18:09:00)

2007年発表の4曲入りEP。

一口にノイズ要素を取り入れたブラックメタルと言っても、ILDJARNやSORTSINDのようにバンドサウンドそのものが非常にノイジーなタイプ、DARKSPACEやVELVET CACOONのようにある情景を描くための音像を獲得するためにノイズを使うタイプなど様々なバンドがいますが、このSPEKTRは基本ブラックメタルな展開にノイズを絡めていくタイプで、タイプ的には(ENSLAVEDのメンバーが演ってる)TRINACRIA辺りに近い作風だと思います。

曲の展開によってノイズ質のパターンを巧みに変えたり、捕らえどころのないリズム(ジャズ調?)を導入していたり、雰囲気を出すのにかなり気を使った音作りがなされてますね。TRINACRIAのような分かりやすさ、DARKSPACEなら宇宙、VELVET CACOONなら深海の闇に呑まれるような感覚などのインパクトに欠けるきらいはあり、多少難解な感じはしますが、臨死体験に望むかのような霊的なムードの濃さはこのバンドの専売特許と言えるのではないでしょうか。

これの前に出たフルレンスのタイトルからして「Near Death Experience」ですし(笑)。ブラックメタル特有の、雰囲気のある音を求める人にお勧めです。



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