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1. 失恋船長 ★★ (2008-09-30 04:05:00)

元WOLFのベース関勝美とTERRA ROSAの岡垣正志が中心となり結成された正統派の様式美HM/HRバンドの記念すべき1stを紹介します
ドラムに元DANCER~HURRY SCUARYの出原卓、Voは無名の新人祇上養一にゲストとしてギターが元SNIPERの日下部BURNY正則、元TERRA ROSA足立祐二、元DANCER~D.T.Rの藤本泰司、GALACTICA PHANTOMの井之上剛が参加しています。DANCER~HURRY SCUARY~TERRA ROSAのメンバーが一緒にいるなんて、なんと贅沢なラインナップでしょう、この手の曲を知り尽くした男達が集い岡垣の作り上げた様式美サウンドを奏でるのだからたまらない、目の前に広がる中世ヨーロッパの厳かなお城の宮中で行われる舞踏会のような華やかなプレイに心を奪われます。
硬質でしなやかなサウンドと甘美なメロディの融合、隙のない壮大なスケールを感じさせるアレンジ、充実したインストパート、RAINBOW等に見られる様式美が好きな方ならたまらない内容を誇る名盤でしょう、まさにあの時代の空気そのまま現代に蘇らせたサウンドは見事としか言いようがなく寸分のブレも感じさせないほどに焦点が絞れている様は圧巻である。やや線は細いものの新人Voもベテランメンバーに臆する事無く高音域を駆使し伸びやかな歌唱を披露しバンドに溶け込んでいる、日本のバンドにありがちな歌が弱いと言う欠点もフォローしているのでは安心して聴く事が出来るでしょう、ハモンドオルガンを弾き倒しお約束な展開に持っていくアレンジも素晴らしいし、よく歌うベースにパワフルなドラムが奏でる豪快なリズムプレイ、個性むき出しのギターと全てが素晴らしいし必然性を感じさせる、2004年にこんなコテコテのサウンドが新譜として聴けるなんて幸せだなぁ、ルネッサーンスと乾杯をし地球に生まれて良かったーと叫びたく一枚です。因みに10曲中3曲はパチスロ機の音楽のアレンジで「SLOT-ISM」と言う企画物のCDに収録されている既発音源ですが、原曲を聞きたくなるぐらい恐ろしくカッコイイ曲です




2. 火薬バカ一代 ★★ (2008-10-11 09:59:00)

ANTHEMの柴田直人がゲームのサントラを手掛けたり、VOW WOWの人見元基が教育テレビで歌ったりと、油断してると贔屓の
ミュージシャンが、意外なところで仕事をしていたりして驚かされるが、元TERRA ROSA~現SLAZY WIZARDの岡垣正志と、
元WOLF~現パチプロ(笑)の関勝美がタッグを組み、突如、パチスロ界から出現したこのJILL'S PROJECTも、そんな中の1つ。
本作は彼らが'04年にリリースした1stフル・アルバムで、ゲストとして、藤本泰司、日下部正則、足立裕二ら、錚々たる
ミュージシャン達が客演。ジャパメタ・ファンならもうこの面子だけで即買いものだが、本作品が素晴しいのは、
岡垣正志の手による楽曲の数々が、そうした豪華なゲストが演奏するに相応しいクオリティを、しっかりと備えている点。
ネオ・クラシカル路線とも、メロスピ/メロパワ路線とも異なる、RAINBOW直系の華麗な様式美HMサウンドはまさに彼の真骨頂で、
特に、BURNYの粘っこいGプレイに痺れる劇的なOPナンバー①、足立のGが咽び泣く(TERRA ROSA時代の名曲のリメイク)②、
若手ギタリスト井之上剛が、岡垣のKeyと堂々渡り合う⑥、藤本のGプレイをフィーチュアしてパワフルに疾走する⑧、
そしてアルバム表題曲にして、10分に及ぼうかと言う“STARGAZER"型の重厚な大作ナンバー⑩・・・といった楽曲は、
これぞまさしく「21世紀版TERRA ROSA」といった感じの仕上がりで、今時ここまでコテコテの様式美HMを聴かせてくれるのって、
AXEL RUDI PELLとこのバンドぐらいのものじゃないの?と、思わず頬が緩みます。(コブシの効いたメロディを
パワフルに歌い上げる実力派の新人Vo.祇上養一の歌声が、赤尾和重タイプなのもそう思わせる要因かな、と)
ちなみに、本作の好評を受けJILL'S PROJECTはその活動を恒常化。現在では、ゲームやアニメとコラボした作品を、
かなりの枚数リリースしているので、気に入った人はチェックしてみるのも一興かと。(個人的には聴いた事ないんだけど)



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