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ノイズ/アヴァンギャルド
NURSE WITH WOUND
HOMOTOPY TO MARIE
(1981年)
1.
I Cannot Feel You as the Dogs Are Laughing and I Am Blind (For 13 Throats)
(3)
2.
Homotopy to Marie
(0)
3.
The Schmürz (Unsullied by Suckling)
(3)
4.
The Tumultuous Upsurge (of Lasting Hatred)
(1)
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1.
I Cannot Feel You as the Dogs Are Laughing and I Am Blind (For 13 Throats)
, 2.
Homotopy to Marie
, 3.
The Schmürz (Unsullied by Suckling)
, 4.
The Tumultuous Upsurge (of Lasting Hatred)
コメント・評価
Recent 50 Comments
1.
Usher-to-the-ETHER
★★
(2008-10-13 09:54:00)
82年発表の5thアルバム。
80年代の作品にしては音が凄く鮮明なので、リマスター盤かもしれません。
SUNN O)))の「00 Void」の日本盤ボーナスでのリミックスで名前を知り、
「傷を伴う看護」との矛盾した意味を持つアーティスト名に並々ならぬセンスを感じて、
音源の方も買ってみたという訳なんですが…
ノイズ、サンプリング、コラージュを駆使して情景を描き出してゆく前衛的な音楽という
感じですが、この不条理通り越して超現実的な世界に入り込んでるような音は、
初期WHENよりも「恐い音楽」として上かもしれません。同じシュールレアリスムでも
絵画などと違って、全体像を見るためには一時間以上を付き合わざるを得ず、必然的に
この世界を体験せざるを得ないというある意味恐ろしい作品(笑)。聴いてると何が
「良い音楽なのか」の価値観が揺らいでいきそうな感じ。
当然ながら音楽的にはメタルの要素はありませんが、1曲目の悲鳴や呻き声による奇怪な
ヴォイスアンサンブルはSTALAGGHの精神病患者の叫びのサンプリングに、2曲目の金物の
残響音を加工して聴かせる部分はSUNN O)))やEARTHのドローンリフに通じる物があるし、
感性の面ではかなりメタルに通じる物があると思います。
ただ、一部に他のパートと比べてノイズやサンプリングの音量が大きく、聴きづらい箇所が
あるのは好きになれないかも…。ノイズ系ブラックは好きだけど、それは「ノイズを浴びるのが
心地良いから」「ノイズの中に見える情景が好きだから」であって、「聴きづらさ=過激さ
だから」ではないので…。個人的には、耳への圧迫感みたいな現実的な要素が、非現実的/
超現実的な風景を楽しむのに邪魔に感じられてしまう所も。
とは言え、こんな恐い音で耳に痛い箇所も(少しだけど)あるのに、つい長丁場を
聴き入ってしまうので魅力のある作品であることは間違いないでしょう。調べてみたら、
ノイズ/アヴァンギャルド界では名盤と謳われてるようですが…世界は広いですね(笑)。
SUNN O)))やSTALAGGH、WHENが全部行けてCold Meat Industryとかにも手を出してる
恐い音楽好きメタラーなら気に入ると思います。
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