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THE ICHNEUMON METHOD (AND LESS WELCOME TECHNIQUES) (2003年)
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THE ICHNEUMON METHOD (AND LESS WELCOME TECHNIQUES)
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解説 - THE ICHNEUMON METHOD (AND LESS WELCOME TECHNIQUES)
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2008-10-29 22:35:00)

2003年発表の1st。

このバンドは日本産ホラーゲーム「Silent Hill」にインスピレーションを得ていると聞き、興味を持ったんですが…ブックレットのインスピレーション元欄を見てみると、確かにラブクラフトやデビッド・リンチなど他のアーティストも良く影響元に挙げているものの中に、Silent Hillが!!ぶっちゃけSilent Hillは未プレイなんですが、イギリスのブラックメタルバンドが日本のホラーゲームからインスピレーションを得てるという事実は、やっぱりいちゲーマーとしては見過ごせませんよね(笑)。

強酸を思わせる爛れたメロディ、エフェクトを最大限に活用し異形化したヴォーカル、それらのグロテスクさを更に際立たせるサンプリングやノイズなどから受けるイメージは、確かにホラー的な気持ち悪さがありますね。こういうホラーな雰囲気を演出するバンドって、アンビエント方向に行く事が多いと思うんですが、このバンドの場合インダストリアルな打ち込みドラムがドカドカと鳴り響いてる上に音量もデカく、かなりブルータル。それでいてバンドサウンドそのものより、それを使って演出する世界観を聴かせる音になってるのは面白いです。生ドラムを使うと、生きた音がホラーな世界を壊してしまうから敢えて打ち込みドラムを用いてるのかもしれませんね。

しかし、AKERCOCKEといいTHE MEADS OF ASPHODELといい、イギリスのブラックって変り種率が高い気がするんですが…。イギリスって食文化などから頑固なイメージを持たれがちですが、このジャンルに関しては柔軟で変態なバンドが多いような印象があります。



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