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80年代
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H
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シンフォニック/シアトリカル
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テクニカル
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プログレッシヴ
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日本
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様式美
HEAVY METAL ARMY
HEAVY METAL ARMY
(1981年)
1.
Heavy Metal Army
(12)
2.
Yes or No
(5)
3.
Changeling
(0)
4.
Retaliation
(1)
5.
Rockin' Long Spell of Rain
(0)
6.
Street Seller
(2)
7.
That's Hammurabian Police
(1)
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Bird of Destiny
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Bird of Destiny
コメント・評価
Recent 50 Comments
1.
さいたまの仙人
★★
(2008-10-31 23:43:00)
日本が誇れるスーパーキーボーディスト、中島優貴(key ex.カルメン・マキ&Laff)が
John Joseph "JJ" Patterson(新崎裕人、Vo ex. George Murasaki & Mariner)、
洲鎌"シンキ"義博(G ex.Condition Green)、"チェピート"竹内正彦(B ex.Creation)、
宮永"チビ"英一(Dr ex.紫、キャナビス~サンディエゴ) という錚々たるメンツを集めて結成したバンド。81年デビュー
さて、まずジャケからして顔が半分剥がれながらポン刀構えたロボット侍というセンスの欠片もない代物なのですが
メンバー写真も凄い。スカした格好のシンキさんはともかく、迷彩服着てメットを小脇に抱えたチビさん、
プリンスがアフロになったようなJJ、ヒッピー崩れのチェピート、挙句優貴さんは警帽被って革ジャン着てポン刀構えてます。統一感ゼロ
あと優貴さん、チビさん、腕章の鉤十字はダメです!
サウンドの方ですが、ハードロックにしてはどうもキーボードの音圧がどぎつい。まあリーダーが優貴さんだからかもですが
メンツから連想するようなオキナワンな影は微塵もありません。プログレっぽさも希薄です。が、
ボーカルはさすがシーン随一と言われるだけの歌唱力を見せてくれます。英語も日本語も全く問題なし。
ただし、優貴さんの歌詞は変にメルヘンチックというかファンタジックで、リズムに少し乗り切っていない部分が気になります。
楽器隊はさすが一流揃いで、チビさんも随所で壮絶なフィルを挿みまくっています。
が、(A面での)シンキさんのプレイが優貴さんの洗練された、プログレチックなサウンドに噛み合わない感も無きにしも非ず。
この時代のロックに期待してしまうような歌謡らしさは(前述の歌詞作りのため)希薄で、メロディは
優貴さんが挿みまくるオブリガードに拠っている感が強いです。そこの所が正統派メタラーが気に入らない所以なのかな
そもそもこんなバンド名なのに、「サクソンやアイアンメイデンのようなサウンドとはちょっと違う」と
優貴さんがライナーで語っているように、初めの時点で色々間違った感は否めません。
ゲストに渡辺直樹(B ex. Spectrum)、そしてMr.Xとして山本恭司(from BOW WOW)がB面で参加。後者ばっかりが話題になることも多い……
と、メンツは日本最高峰であるにも関わらず、楽曲の質が追いつかなかった感もあるバンドですが
中島優貴だからと食わず嫌いせず、聴いてみて頂ければ……
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2.
失恋船長
★★
(2008-11-01 00:43:00)
VOが本物なので全く日本人臭さのない無国籍なサウンドが魅力でした
紫のJJに宮永英一が参加しているというだけで興味がそそられたのですが
ギターも上手いしキーボード全開のプログレサウンドじゃないのも個人的には楽しめる要因でしたね1981年デビューなのですが作品のクオリティとしては古臭さを感じさせない中島のアレンジセンスが光ります
米兵を相手に鍛え抜かれた沖縄ミュージシャンの実力の程を伺うのには良いかも
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3.
虹紫
★★
(2008-11-05 13:39:00)
私はオキナワンロックの流れで、宮永英一、シンキ、JJが参加していたという事で、このアルバムを知りました。このオキナワンロックのメンツとジャパニーズメタルの猛者らがどう融合するのかなというのが第一印象でしたが、とても秀逸なアルバムに仕上がってると思います。
さいたまの仙人さんも指摘している通り、リーダーが中島優貴だけにキーボードのシンセサウンドが強いようにも思いますが、私はそれなりに楽しめました。
ジャパニーズメタルの名盤であるのは間違いないと思います。
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4.
火薬バカ一代
★★★
(2014-01-07 00:04:57)
中島優貴(Key)を中心に結成されたバンドが、'81年に残した唯一作が待望の再発。しかもEARSTEN ORBITの『FUTURE FORCE』も同時再発ってんだから嬉しいったらないですよ。
歴戦の兵(解説の言葉を拝借するなら「一国一城の主たち」)が集ったスーパーバンドでしたが、ここで実践されているのは、インプロヴィゼーション重視の70年代型HRではなく――勿論そうした要素も本編には色濃く影を落としていますが――、疾走感溢れるリフ&リズムが楽曲を牽引する、ソリッド且つタイトに締まった80年代型HMサウンド。
特に、中島が刻む悲鳴のようなKeyリフ、荒ぶるシンキのGソロ、オカズ山盛りの宮永英一&チェピート竹内のリズム・ワーク、そしてJ.J.の男性ホルモンむんむんな歌唱が一体となって疾走するOPナンバー“HEAVY METAL ARMY”は、バンドのテーマ・ソングの名に恥じぬ名曲。
以降も、豪快なリフ捌きにガツンとやられる“YES OR NO”や、プログレ趣味が垣間見える“CHANGELING”から、(なぜか)大野雄二テイスト入ったラスト・バラード“生命の風”に至るまで、実にテンション高く駆け抜けていく1枚。
スーパーバンドの宿命に倣い、短命に終わってしまったことが惜しまれる名盤です。
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