この曲を聴け!
UROBOROS (2008年)
MyPage

UROBOROS
モバイル向きページ 
解説 - UROBOROS

2008年11月12日、FIREWALL DIV.よりリリースされた7th Album。
前作『THE MARROW OF A BONE』から1年9ヶ月振りとなるオリジナルアルバム。
中東のメロディを多く取り入れたフォーク・メタル色の強いアルバムとなっている。
国内では通常盤、初回生産限定盤、完全生産限定盤の3仕様が発売された。海外でも日本を含め米国やヨーロッパ等の17ヶ国で発売され、国内盤と仕様が異なるタイプも発売されている。アメリカでは、DIR EN GREYにとって初のBillboard 200チャート・インを果たした。
通常盤、初回生産限定盤、完全生産限定盤すべてがCD-EXTRA仕様になっており、「GLASS SKIN」(アルバム収録バージョン)のミュージック・ビデオが収録されている。限定盤のみに付属しているDisc 2には、前作に続きアルバム収録曲の中から、クラシカルな表現方法を駆使した音源を収録。また、完全生産限定盤は受注限定商品で、CD2枚に加えDVDとLP2枚の計5枚組で豪華装丁になっている。
本作のCDリリースと同日にiTunes Storeにて「凱歌、沈黙が眠る頃」のミュージックビデオの配信が開始。1週間後の11月19日にはDisc 1収録の全曲の音源が配信開始となった。
アルバム収録曲は発売前からライブで数曲披露されていたが、12月29日に大阪城ホールで行われた「UROBOROS -breathing-」で初めて収録曲が全曲演奏され、同公演がこのアルバムの世界観で行われた最初のライブであるとされている。翌2009年に国内外で行われたライブツアー「FEAST OF Ⅴ SENSES」「ALL VISIBLE THINGS」はこのアルバムの収録曲を中心にセットリストが組まれており、2010年1月9日・10日の日本武道館公演「UROBOROS -with the proof in the name of living…-」がアルバムの世界観の完結となるライブとなる。
アルバムの発売に伴い前作同様アルバム限定コンテンツが展開された。

チャート最高順位
4位(オリコン)
114位(アメリカ・Billboard 200)
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Reverence ★★ (2008-11-11 17:45:00)

全体的には大人しめで、かなり重苦しく陰鬱な空気が漂っています。
内に秘めた狂気度はこれまでの中で一番高いのではないかと。



2. Lem ★★ (2008-11-11 19:42:00)

GLASS SKIN、DOZING GREENなどのキレイめな曲も入っていて、京さんの美しい
クリーンボイスも堪能できるニューアルバム・・・なのですが、なんでしょうこの
アルバム全体に漂うドロドロ感は。ブルータリティに徹した前作MARROW OF A BORN
よりも「素人にはオススメ出来ない度」は上がっています。個人的にはこういう
進化の仕方は大歓迎。特に11.凱歌、沈黙が眠る頃は必聴。朔-saku-をさらに深化
させたような、ムチャクチャかっこいい曲ですよ。



3. にゃおん ★★ (2008-11-11 20:50:00)

現時点で最高傑作・・だと思います。
暴力よりも狂気に比重がおかれた曲が多いです。
全体的に漂う宗教的な感じはMACABRAを彷彿させますが、
イッてる度が強く、既視感はほとんどありません。
ただMARROWよりもメロディアスなので、非常に聴きやすいアルバムだと思います。



4. 風の中のしっぽ ★★ (2008-11-12 00:24:00)

↑でLemさんが仰っている通り、「素人にはオススメ出来ない度」が上がってます。
まず何も知らない他人にお勧めすることはないでしょう。
収録されている「DOZING GREEN」に安心感を覚えるほど、ドロドロと、、、何と表現したらいいか解らない重苦しい曲が詰め込まれています。
…強いて言うなら、今までは結果を歌っていたのが、今作は原因から過程を歌っている感じがします。
処刑台を登っていく、一歩、一歩を、恐ろしく純粋に重く描いたような…。本当に表現が難しい。
ただしUNPLUGGED版は通常曲よりも大分聴きやすくなっています。
それでも奥底にある何かがかなり重苦しいですが…。



5. 帰ってきた男 ★★ (2008-11-12 01:26:00)

静寂が怖い。
そんなアルバムのように感じました。
昔のV系的艶が消え、宗教的なドープ感が、無臭の神経毒
のように漂っているような(大仰な表現だ(笑))。
メロディ・パートとハードコア・パートが交錯し複雑に
構成された曲が並ぶが、雰囲気は前作よりはしなやか。
また、一枚で1曲になっていると解釈した方がしっくりくる。

あと、京が良くなったというか、
ころころと歌唱法を変えるスタイルが
だいぶ馴染んできた印象。
ハイトーンの伸びも良く、FANTOMASとかでのパットン的に
なりつつある、、、、というのは言い過ぎですかねー。




7. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2008-11-12 21:06:00)

前作は「メタル方向に舵を切りすぎた」と思ったんですが、今作はメタルの方向を向いている事自体は変えず、より正しい方向へ舵を切ったアルバムだと思います。前作と比べると、メタリックな演奏とV系的美意識の関係性が、「相克」から「止揚」にレベルアップした感じといえばいいでしょうか。

V系の中でも生え抜きのグロテスクさに儚さを忍ばせたムードを大事にした作風は「Macabre」にも通じる物があると思うんですが、あの頃は歌や詩、メロディの比重が高かったのに対し、今作ではメタリックなアンサンブル全体でそうしたムードを醸し出しているように思います。OPETHや近年のENSLAVED辺りに影響を受けたようなダイナミックかつプログレッシブなリフ捌きが聴けるパートや、V系出身のバンドよりもデス/ブラック由来のプログレメタル聴いてるのに近い感覚を覚えるパートなどもあり、表面的なアグレッションこそ減退したものの、メタルとしては前作より上だと思います。

V系王道の歌謡的メロやアグレッション一本で押し切る曲、A→B→サビのポップス的展開等がほぼ排されたせいで、多少難解になった感はありますが、その代わり抽象的なムードは今までにない程高まってますね。一回目聴いた後は、具体的なイメージではなく、何かどす黒い靄のような物が残る感じ。その後聴くたびに、靄が晴れるというよりも、聴き手の中でその靄が少しずつ形を成していくような印象のアルバムになっているように感じました。

私は「理由」や「ザクロ」の具体的な物語があるからこその切なさ、「ZOMBOID」「惨劇の夜」の下世話なまでのグロさが好きだったので、今作の抽象的な表現に終始する詩は最初はあまり好きではなかったんですが、聴くうちにアルバムのムードの濃さを更に高めているように感じられ、これはこれで良いと思うように。まあ、正直感動したりはしないんですけど…。「Red Soil(赤土=神は赤土からアダムを作ったとされる)」のような宗教的なモチーフも違和感なく作風にはまってます。こういうモチーフ、前作のクラウザーさん節全開の作風の中でやったら、見事に上滑りしてただろうなぁ…(苦笑)。

シャウトの迫力に欠けるミックスや稚拙な英詩、歌詞カードを読みにくくする小細工など、前作で気になった箇所は直しながらも、叙情的なメロディや多彩な表現のヴォーカルなど美点はしっかり伸ばしてあるし、本当に良いアルバムだと思います。まあ、多用されるハイトーンは、凄くはあるけど彼の声の一番美味しい部分ではないように思えたり、低音のゲロデスが少し声量に欠け、少し無理してるように感じられたりといったアラも探せばある事はあるんですが、間違いなく傑作と断言出来るクオリティの作品に仕上がってると思います。

メタラーが聴いたらV系への偏見が多少なりとも薄れるだろうし、V系ファンが聴いたらここからOPETHやENSLAVED辺りのバンドを辿ってメタルの大海に漕ぎ出せると思う。両者にとって有益なアルバムが完成したと言えるのではないでしょうか。
しかし、V系って割と若年層に支持されてるサブジャンルだと思いますが…多感な時期にこういう抽象的なムードや、暗示に富んだアルバムを味わえる人は幸せだと思います。




8. 寝坊メタル ★★ (2008-11-12 21:23:00)

前作「THE MARROW OF A BONE」から2年ぶりとなる7thアルバムです。
今作のタイトル「UROBOROS」ですが、これは永続性、循環性、完全性、無限性などを意味しており、
数々の宗教において、自らの尾を噛んだ蛇や竜として描かれ、終末や破壊と再生を象徴する存在とされてきました。
また、スイスの心理学者カール・ユングによれば人間精神の元型の象徴でもあるそうです。
今作はまさにそのような世界観を元とするもので、全編に渡って宗教的で重厚な雰囲気に包まれ、
聴き手の精神に直接訴えかけるようなサウンドが構築されています。
また、宗教的な雰囲気は、西洋的な部分からヒンドゥー、仏教的なオリエンタルな部分までも感じさせており、
こういったところは、他を否定せず取り入れてゆく多神教たる日本人故に成せる業でしょうか。
また、Vo.京による詞(詩といったほうが適切かもしれません)は今まで以上に難解で哲学的なものを感じさせ、
そのヴォーカルワークは、素直で優しささえ感じてしまう歌唱から、冷酷さや狂気を感じさせる歌唱まで様々。
憎悪に満ちた歪んだグロウルから、本当に狂ったようなシャウトまで使いこなしており、本当に腕を上げています。
「痛み」を表現するならばこれ以上にない歌い手でしょう。
今作は、全13曲収録ですが、まるで終わりの始まりを告げるような①から、終末へのその過程、
そして終末の時とその哀しみ、絶望を描き、エンディングの生命を感じさせる⑬へ展開しており、
まさに「破壊と再生」を体現するように複雑に各楽曲が流れていきます。
周到に考えつくされた配置であり、一曲抜いただけ、もしくは少し並べ替えただけで、
大きくバランスを崩し、一気に崩壊してしまいそうな繊細な内容ですが、それゆえに美しいのではないでしょうか。
他には絶対出来ないような、圧倒的な独自の世界観を築き上げた文句のつけようが無い大傑作です。
前々作「Withering to death.」でも独自のセンスと世界観が光っていましたが、
それすら薄っぺらい作品に思えてしまうほどの濃厚さで、一聴で満足できてしまうような作品では決してありません。
また、暴力的な前作と比べればメロディアスなところも目立ちますが、やはり総体的にはメロディアスというには抵抗があり、
どちらかというと世界観に魅せられるような作品であって、この作品の賛否はこの世界観を受け入れられるかどうかではないでしょうか。




9. SR20 ★★ (2008-11-12 21:53:00)

京がまた上手くなってます。
いつもよりデスヴォイスが際立ってており、アルバム全体の雰囲気も海外を意識しすぎた前作を反省したのか、Dirらしいかなり暗くて陰鬱に仕上がった作品。どこか宗教的な雰囲気も漂っててさらに陰鬱。
さらに楽器陣も成長しており、とくにToshiyaはStuck Manでスラップを連発しており、その成長ぶりを聴くことができて、やっぱりアルバム出すたびにShinyaが上手くなってる。




10. NK ★★ (2008-11-13 19:15:00)

より上手くなったバンドサウンドと前作では薄れつつあった耽美的なメロディー・雰囲気が融合。
相当カッコいいです。
それにしても京のヴォーカルが軽くキ○ガイってる。
ゆえに、シングルの聴きやすさとは打って変わって相当壁の高い作品。
「もっと多くの人に聴いてもらいたいと思えるようになった」という彼らの言葉に油断して、今作を聴くと痛い目にあいかねない。




11. たか様 ★★ (2008-11-15 23:29:00)

新作やから絶賛したくなるとかではなくこれはガチで凄いアルバムです!
複雑な作りで、宗教的な感じがハマりました。
ハマる人には、かなりハマると思います



12. SR20 ★★ (2008-11-29 11:05:00)

京がまた上手くなってます。
いつもよりデスヴォイスが際立ってており、アルバム全体の雰囲気も海外を意識しすぎた前作を反省したのか、Dirらしいかなり暗くて陰鬱に仕上がった作品。どこか宗教的な雰囲気も漂っててさらに陰鬱。
さらに楽器陣も成長しており、とくにToshiyaはStuck Manでスラップを連発しており、その成長ぶりを聴くことができて、やっぱりアルバム出すたびにShinyaが上手くなってる。
ここまで来るとそこらの猿真似バンドはもはや真似すらできないだろう・・・




13. hhheeeaaavvvyyy ★★ (2008-12-02 19:13:00)

世界観重視で、一定の雰囲気が流れているアルバム。
これまでのアルバムには少し無駄なアプローチが多いように感じたし、無駄に個性に走ってアグレッシブさにかけるところがあったと思います。
でも今回は無駄無く妥協無くまとまりがあって、まるでンセプトアルバムのようになっています。
Dirらしさが最大限に出てるし、かなり和風な雰囲気も出てきましたね。
欧米人に自慢できる、個性的な作品に仕上がってると思います。
今までよりへヴィでダークなのに、キャッチーさも増しているところも凄いし
演奏・歌唱力も一聴でレベルアップしているのが分かります。
本来ならこのアルバムが日本のロックの歴史を変える存在になってもいいはずです^^;




14. 馬糞 ★★ (2009-01-17 13:39:00)

2ヶ月ほど聴いた感想としては最高と言わせて頂きます。
人それぞれではありますが、何回も聞いていても飽きがあまり来ないのがすごいと思います。
正直前作があまり聴きこむ事が出来なかったので、その分とても嬉しいです。
個人的には「VINUSHKA」「我、闇とて・・・」「BUGABOO」「凱歌、沈黙が眠る頃」がお気に入りです。
シングル曲に関しては日本語の方がやっぱり雰囲気出てるとは思います。



15. kakena ★★ (2009-01-29 22:15:00)

まずなにより京の歌唱力。
前作よりはるかにパワーアップしていて、もはや人間とは思えないシャウトも入り混じってますよね。
なにか恐ろしさを感じさせますし、この和風でいてメタルな雰囲気、最狂の名にヒケをとりません。
もはやDir En Greyというジャンルを確立させた気すらします。
裏でshinyaも頑張ってますしね。笑
そろそろこのバンドに対して、偏見の仮面を外す時期でしょうね。
そしてそれに値するアルバムかと…。



16. vox ★★ (2009-02-03 21:31:00)

いやあすごいですよ。
Shinyaのドラムと京のレベルアップが顕著に見られる作品である。
最高傑作と呼ばれても間違いはないと思われる。
いい加減メタラーはDIRを過小評価するのはやめたほうがいいですよ。
嫌うのは勝手だがね。




17. Rapunzel ★★ (2009-02-18 18:59:00)

前作でもうこのバンドは変化しないんじゃないかと思ったが、全くの杞憂でした。
MACABREや鬼葬辺りの言葉にできない、良い意味で日本らしいサウンドと歌詞を踏襲し、前作のような攻撃性を抑え、狂気を内に詰め込んで新しい世界観を作り出した。
もう彼らを洋楽かぶれとは呼べないでしょう。完全に独自のジャンルを確立させました。
まだ進化は続くのか、改めて楽しみにさせられる作品。



18. 背徳ノ翼 ★★ (2009-03-04 15:11:00)

上の方々が既に書かれているように、内面に狂気を秘めたという感じのアルバム。前作は狂気を思う存分に外へ放出しているように感じましたが、近作は様々な負の感情を抱き込んでいるような感じです。まだ聴きこんではいませんが、深く聴き込む人向けの作品です。なんというか言葉では表せないような深いものを感じます。



19. 紗葵 ★★ (2009-03-07 16:59:00)

2008年発表の7th。
「UROBOROS」という名の通り、濃い世界観と宗教的な雰囲気に包まれた、ダークかつディープで難解なアルバムだと思います。
前作で不満の多かった歌詞は、今作では非常に抽象的かつ難解な言葉が並んでおり、独特な言いまわしや単語が多く、読み解くのが容易ではありません。
曲に関しても、1曲の中にいくつもの展開が用意されており、一度聴いただけでは良さが分からないかもしれませんね。
特に9分越えの大作「VINUSHKA」なんかは、このアルバムの核といっても過言ではないでしょう。
しかし、その曲を2曲目(1曲目はSEなので実質1曲目)に置く、というのは、彼らもこの曲には相当な自信があったのだろうと思います。

…それにしても、京はどこまでいくのだろう。
艶のあるクリーンボイス、獣の唸り声のようなグロウル、芯のあるハイトーン、喉を引きちぎったようなホイッスル、耳に囁くように繊細なウィスパー等、本当に多彩です。
楽器隊に関しては、特にShinyaの成長が顕著ですね。

そういえば、雑誌で「色んな人に聴いてほしい」みたいなことを言ってましたが、明らかに人を選ぶ作品だと思います。
メロディは前作よりも前に出てきてますが、あまりにも濃い世界観故、だめな人はとことんだめなんじゃないでしょうか。



20. SR20 ★★ (2009-03-08 09:13:00)

そのダークかつディープな世界にハマってしまえば抜け出せないです。
自分も最初は単に不気味って思ってたら、、、いつの間にかその世界にドップリハマってて抜け出せなくなっています。ホントこのスルメ具合は危険すぎ。あまりにも危険なハマり具合を伝えたくてもう一度書きました。やっぱ文章じゃ伝わらないかな・・・?




21. Dr.hell ★★ (2009-04-11 03:39:00)

なんか・・・でたらめだよね
ここまで進化したバンドなんてほかにいないぞ
ドリーム・シアターのメンバーも褒めているらしいし
そこらの日本のバンドとまた差ができたな(笑)



22. RAIDEN ★★ (2009-04-20 01:51:00)

個人的にDir最強のアルバム。



23. 枯林 ★★★ (2009-05-08 21:43:00)

素晴らしい作品です。前作は一部を除いてダメダメで完全に見切りをつけていただけに、今作は迷いに迷って結局購入しガッツポーズが止まりませんでした。

日本人では海外バンドにはパワーではそうそう勝てません。別の部分で勝負って感じで日本人にしか作れないようなメロディの数々が詰っています。彼らのアルバムは作品毎に大幅に色が違いますが、それを差し引いても文句無しに最高傑作。

京もある意味開き直りに近いライブで一人では再現不可能なボーカリゼーションが過去最高のクオリティ。声の細さを隠すためか4th辺りから掛けられていたエフェクターを止めたのが逆に個性的になりました。

しかし、ここまで凄まじいバンドになるとは...。




24. ふぁうすと ★★ (2009-05-11 22:27:00)

今作はアルバム全体を支配する空気、あるいは雰囲気が凄い。
多くは語るまい、1回や2回聴いたぐらいでは感じきれない超スルメ盤。




25. ★★ (2009-05-23 05:55:00)

とてつもないアルバム。マジで日本最強となったんじゃ?曲のクオリティーが違う。
前作から反省したのかメロディーもサビもしっかり聞かせ、でも激しさはより増し、京の声もより多彩に。
ただシングル曲が日本語のままなら、なお最高だったな。やっぱり違和感が・・・
発売当日から聴いてるけど、未だにヘビロテ中。飽きる気配が無い。




26. babanbabanbanban ★★ (2009-06-11 23:31:00)

みんなが語りまくってますので深くは語りませんがこの良さを理解できる人は少ないかも。rock,metalで耳が肥えている人にこそ聞いてほしい神盤。



27. 動く指 ★★ (2009-07-16 19:30:00)

恐ろしいほどの完成度を誇る狂った芸術作品。



28. Nakachik/UP ★★ (2009-11-10 14:11:00)

UROBOROS=永続、無限…か。
常に進化、変化し続ける永遠なんて無いんだな。
永遠があるとすれば、それは急度同じ事の繰り返し、無限ループなんだと…。
聴くだけじゃ勿体無いぜ! このアルバム。



29. shkt ★★ (2009-12-08 20:56:00)

このアルバムによって、スタイルが確立されたと言っていいと思う。
アルバムが一つの作品となっており、日本人にしか作れない宗教的、民族的な要素が様々な所に見られ、前作とは一線を画すものに仕上がっている。
しかし、悲しみや痛みを表現するといったスタイルはいっさい変わっておらず、まさに「彼等らしい作品」であると言える。



31. 名無し ★★★ (2011-03-06 00:55:09)

一回聴いただけじゃ全然良さがわからない。でも、ハマるともう一生抜け出せないんじゃないかってくらい聴き込める。
VINUSHKAなんて最初は見向きもしなかったのに、今でも俺のプレイリストに居座り続けています(笑)



32. ★★★ (2011-06-05 16:34:44)

THE MARROW OF A BONEの比にならないくらい混沌としていて、とにかく一つ一つの曲の展開が面白い。
最高のアルバムです。
次のアルバムはウロボロスを超えられるのか…??



33. ぽこ丸 ★★ (2011-08-30 19:42:54)

Dir最高傑作と名高いアルバムですよね。以前から気になってました
率直に感想を言いますと「可も無く不可も無く」って感じです
少しハードルを上げ過ぎたのかも知れません・・。
勿論そこらの洋メタルとは一味違う事は言わずもがなです!

新譜の方が個人的に好みですね




34. 名無し ★★★ (2012-05-01 20:25:09)

これほど世界観の濃いバンドは珍しい。ボーカルの京に注目が行きがちだがこのバンドの世界観をだしているのはギターだとこのアルバムを聞いてわかった。もちろん京のボーカルの存在は大きいがそれ以上にギターに耳が行ってしまう。曲構成もだんだんと複雑になっている。和製Opethとでも言いたくなる一枚。



35. お人形 ★★★ (2012-08-05 01:05:07)

展開が複雑になった分とっつきやすさはかなり消えましたが
大抵の曲にハッとするような美しいメロディーが挿入されてるので
まだ聴きやすいかも?
凱歌、沈黙が眠る頃が特に素晴らしいと思います



36. RIOT1970 (2012-09-19 23:51:30)

DIR EN GREY初体験アルバム。
なんか有名なので一通り聴いた感想。
私的にはROOTSあたりからのSepultura+v系的な音。
悪くはないが、良くもない。
致命的なのは、あまりにも稚拙な歌詞(彼流に言えば歌詩か)
20歳位までの人なら響くものがあるのかもしれないが、
40過ぎのおっさん(私)が読んでみるとこっ恥ずかしくなる。
なんと言うか、中二病的な歌詞が今の私が共感できたら、
逆に幼い人間なんだと思う。比べるのも何だが、日本だったら
、聖飢魔Ⅱ、人間椅子のほうが若い頃聴いても、今聴いても
恥ずかしくない深く格好良い歌詞を書くと思う。




37. Ray-I ★★★ (2012-12-23 23:52:41)

これまで、『Withering to death.』という傑作を生み出しましたが、
まさかこのような作品を生み出すとは想像だにしませんでした。
土着信仰に接近するというのは彼らにとっては賭けであり、
「痛み」を表現したがっている彼らとしては接近したくても出来なかった要素だろう。
で、実際に近づいてみたら複雑、かつ深い闇が見える世界が広がっており、
コレこそがヴィジュアル系の中でもデカダンスを掲げるものが目指したい世界でしょう。
厨二病とののしるものこそいらっしゃるでしょうが、厨二病でない「痛さ」なぞ、
ただの生々しいだけの重金属。厨二病という化粧こそが大事なのです。

でも、試したかった方向性で完成しちゃったのはなぁ。
コレはこれで悲しいですね。

音が気になる方はリマスター版をどうぞ。




38. S&A ★★★ (2013-06-17 23:36:14)

最近気づいたこと…
私だけかもしれませんが^^;

アルバムの曲構成がXのBLUE BLOODに似ている!ような気がする
(仮に私以外にそう感じても本人たち意識もしてないし偶然だと思うが)

ROSE OF PAINの前半をDOZING GREEN
後半を凱歌、沈黙が眠る頃にすると
静動のバランスが似ていると…思った

はい、それだけです…

アルバム自体は名曲揃いです
もちろんこのタイプの曲が苦手でない方に限る…ですが
今から買うなら断然リマスター版ですね
本編で不評(?)だった為、GRASS SKIN、DOZING GREENがシングル版になってます
それに音質以外にも+αされている部分もあるので



39. HRHM666 ★★★ (2014-03-12 22:54:06)

彼らの最高傑作。
アルバムの世界観も素晴らしいが、一曲ずつ見てもとても深いものとなっている。
世界中で絶賛されているだけある。と思わせる一枚。



40. netal ★★★ (2015-05-26 19:55:16)

ある意味普通のブラックをも凌駕するカルト性と息詰まる狂気が内包された空気が非常に印象的で、トライバルなメロディやリズム、
過剰な迄の七色ヴォーカル(クリーン、ガテラル、スクリーム、ホイッスル…etc、同種のデス声でもピッチがかなり変わる)がそれらを演出している。
この手の作品では蛇足になりがちなキャッチーな歌メロやリフさえも、後の苦痛への布石かと思わせる位、全体的に密閉された雰囲気である。
『冷血なりせば』の中盤など、DSOの『Fas ~』あたりにも匹敵する、半狂乱の人の手により構築されたカルトじみた具現化された闇を放っていると思う。

加えて、絶妙なタイミングで引き、清浄さと不穏さを併せ持つ美麗なメロディで魅せるなど、曲展開も絶妙。
特に事実上の1曲目でありながらアルバム中最長たる『Vinushka』は、展開含めこのアルバムの美点全てを味わえる名曲である。

どのジャンルがとかではなく、様々なジャンルの良い所全てを消化した上で独自のメタルに昇華した名盤。
以前V系だったとか偏見に晒されがちなバンドだが、偏見で聴かぬには余りに勿体無い作品である。

気に入り度…91/100

おすすめ…Vinushka




41. チャイチャイ ★★★ (2018-10-04 00:13:54)

全体的に重々しい雰囲気が漂う難解なアルバム。
前作の感情的な攻撃性から方向性が変わり、今回は理知的な狂気が感じられます。
DIR EN GREY史上最高の名曲「VINUSHKA」がこのアルバムのクオリティを物語っています。
ボーカルの歌唱は今まで以上にさらに多彩になっており、キーが相当高い上に
ホイッスルボイスやガテラルボイスが多用されており、歌の難易度が計り知れないほど高いです。
どの曲も複雑な展開で音数も今までより多いですが構築に抜かりがないので、無駄な音はないです。
個人的にはリマスター盤よりも原盤の少しこもった生々しくドロドロした音像が好きですが、
原盤の場合シングルが英語収録になるのだけがとても残念です。




42. お珠 ★★★ (2019-02-24 18:13:12)

10年経っても色褪せない名盤…いや神盤ですね



43. NIBOKUN ★★★ (2022-08-15 15:27:35)

前作とは異なる狂気とカオスさを含み、民族色が強い仕上がりとなっている。京のボーカルにおけるアプローチの増加とShinyaの一聴するだけでは理解が不可能なドラムが、このアルバムの中毒性に起因しているように感じた。もちろん13曲とも素晴らしいという前提を踏まえての話である。


発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示