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ALLOY (2008年)
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ALLOY
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解説 - ALLOY
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Kamiko ★★ (2008-12-25 22:31:00)

2008年作、相当期待していた作品。
ある意味従来の作品の延長上にある音楽性ながら、流石老舗バンドだけあって抜群の安定感、安心して聴ける。
極限までテンポを落としたドゥームスタイルで、パイプオルガンで神々しさを出し
ギターは歪みすぎず音像がハッキリした感じは、このバンドの持ち味で、好感触です。
フュネラルドゥームのルーツThergothonに一番近い位置にいる音を出しているバンドで、ボクはこのオーソドックスなスタイルを堅持して欲しいと思っている。
そんな期待に見事に応えてくれた会心の作品だ。
葬式サウンドに魅力を感じる一部ファンのための作品で、まったく興味ない人には「なんじゃこりゃ」だろうが、好きモノにとっては最高です。
特にトラック②March Octoberは、スローで抉るようなギターが刻むリフといい、グッとテンポダウンする緩急のつけ方など
フュネラルドゥームの魅力をふんだんに散りばめた名曲だ。




2. Usher-to-the-ETHER ★★ (2009-01-23 21:17:00)

2008年発表の4th。
極度にスローなリズムに引き摺るリフの、葬式ドゥームそのものという感じの音ですが、
最大の特徴は全編にフィーチャーされたオルガン。オルガンが音像全体に占める割合は
ギターと同じくらいあるのでは…というくらい前に出されていて、それが個性になってると思います。
激重ドゥームとオルガンの音色が共に持っている特徴として、「人に畏怖の感情をもたらす」
というのがあると思うんですが、正にそこに絞ったような使い方をしてますね。
もちろん「音を神々しくする」「メロディアスにする」部分もあるんですが、やっぱり
「畏怖」の感情に訴えてくる所が一番大きいと思う。こういう音像からは、例えば
暗闇の中死に向かって階段を一歩一歩上るであるとか、生命誕生以前の海であるとか
様々なシーンが思い浮かぶんですが、どれも根源的な畏怖を感じるような情景。
…ここまで音像がイマジネーションを刺激する、個性的なものだと曲自体は似たようなものに
なってしまいそうですが…刻みリフとドラム、オルガンの圧力で殺しにかかるような
「March October」、分かりやすいメロのオルガンリフが聴ける「Antimony」、キーの
音色を変え、ギターと相まってリスナーの眼前に音の絶壁を作り出す「Pendulum」など
曲ごとの個性も十分にある辺り流石ベテランという感じ。言うまでもなく、デスヴォイスの
深みや引き摺るリフの重さなど、基本的なクオリティも非常に高いです。
ネットでも紙媒体でもその筋の人が挙って絶賛してたので期待してましたが、期待通りの作品。
MOURNFL CONGREGATIONも新譜を出したし、WORSHIPも来日したらしいし、最近何気に
このジャンルって活気があるような…音自体は活気とは無縁な暗さですが(笑)。




3. J尾崎 ★★ (2009-01-25 14:46:00)

2008年度ベスト根暗アルバム。
いや、もっと暗いのあるよ!って人いると思いますが、自分はこれがベストでしたね。
オルガン入りフューネラルドゥームです。終わり
…ってワケにはいきませんか(笑
まあなんていうか荘厳ですわ。Usherさんも仰ってますが兎に角音圧が凄まじく正に圧殺しにかかってきているような感じ。イヤホンだと音割れします
他に特筆するところは特に無いですかね。これがダメーみたいなところも無いですし。ベテランだし。
フューネラルドゥームって教会音楽をデスメタルでやっちゃいましたみたいな感じ(教会音楽なんてちゃんと聴いたことないですが)だと個人的に思っているのですが、フューネラルドゥーム+オルガン=最強と思いました。
この手の根暗音楽は一度ハマったら最後ですね・・・
誰か助けてください(笑えねえ



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