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WHEN GOD DIES (1995年)
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WHEN GOD DIES
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解説 - WHEN GOD DIES
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1. 火薬バカ一代 ★★ (2020-03-23 00:42:13)

結成初期からのメンバー、アメリー・スミスがSUICIDAL TENDENCIESへと去り、トッド・モイヤー(Vo、G)、サイモン・オリヴァー(B)、あとSUICIDAL TENDENCIESからリクルートしたR.J.ヘラーラ(Ds)というトリオ編成で制作、MEDUSA RECORDSから’95年に発表されたUNCLE SLAMの3rdアルバムにして残念ながら彼らのラスト作。
時はスラッシュ・メタル冬の時代真っ只中。いくらエド・レプカ画伯謹製「超胡散臭いアンクル・サム」が描かれたアートワークによって前2作との連続性を猛烈アピールされても、「でもやっぱ流行に流されてんでしょ?」との疑心暗鬼の念が拭い切れず、当時は購入をスルーしてしまいました。しかし正月の帰省中に立ち寄った古本屋の中古CDコーナーで偶然本作を発見。今更ながら購入して聴き直してみれば、これが非常に優れた内容で思わず居住まいを正してしまったという塩梅でして。
実際のところ、スピードを抑え気味にして横ノリのグルーヴとメロディの増量が図られたサウンドからスラッシュ・メタル・テイストが減退傾向にあるのは、まぁ想定の範囲内。ただ疾走パート(スラッシュというよりは正統派HM的)を随所に噛ませてダイナミックな起伏が演出された本編は、それを支えるメンバーの演奏にキレと躍動感があるので、ミドル・テンポの楽曲でもテンションは緩まず、非常にパワフルでカッコイイ。トッド・モイヤーのGソロも相変わらず冴えており、歯切れの良い疾走ナンバー⑥、しなやかなグルーヴに体が揺れる⑦における練られまくったGソロにはグッと来ずにはいられませんよ。
従来のらしさと新味をバランス良く持ち合わせた、バンドの地力の高さが伝わる一作に仕上がっています。買って良かった。



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