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DOMINION (1998年)
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DOMINION
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解説 - DOMINION
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2009-01-06 19:10:00)

98年発表の4th。

このバンドはDISSECTIONのメンバーが在籍していた事でも知られていますが、ミディアムテンポを中心としたゴシック寄りのメロデスに近いブラックながら、泣きメロのセンスなんかはかなりDISSECTIONを思わせるものがあると思います。

DISSECTIONはトレモロリフや疾走を巧みに用い寒々しさや血腥い邪悪さを表現してましたが、このバンドの音から伝わるのはどこかロマンティックな感覚。このバンドはITの創作した幻想文学を中心のコンセプトに据えているらしいですが、バンマスがサタニストとしての死を選ぶ程サタニズムに傾倒していたDISSECTIONとは、根本的に向いている方向が違うのかもしれません。

このバンドも後期DISSECTIONや最近のSATYRICON同様、ロック/メタル寄りのブラックっぽくないリズムをかなり取り入れてますが、前述のバンドが黒いエナジーを喚びだすためにそういった要素を取り入れていたと思われるのに対し、このバンドは純粋に音楽やコンセプトをかっこよく聴かせるために取り入れている感じ。
ブラックよりもメロデスに感性が近い音という気がします。

ABRUPTUMのような偏屈なバンドを立ち上げた人物がバンマスとはおもえないくらい、外向きなブラックメタル。やや地味めですが、DISSECTION等メロデス寄りのブラックが好きな方にお勧め。



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