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沐・血・再・臨 BLOODSHED REBEFALLEN
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解説 - 沐・血・再・臨 BLOODSHED REBEFALLEN
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2009-02-10 21:19:00)

2007年発表の1st。

台湾産のシンフォニックブラックという事で、失礼ながらCHTHONICの弟分のような音楽性をイメージしてたんですが、結構違いますね。大仰なシンフォサウンドをバックに、ここぞという所でトレモロリフやリードギター、ピアノ等による泣きメロを炸裂させるスタイルで、CHTHONICよりもDIMMU BORGIRやABIGAIL WILLIAMS、SOTHIS辺りに近い作風。

所々オリエンタルなメロディがあるものの、それが際立った特徴といえるようなほどでもなく、正統なシンフォニックブラックの様式を踏襲している感じ。ヴォーカルもがなり声はShagrat似だし、時折入る金切り声はDani Filth似でいかにもシンフォブラックの先人の影響下にありそう。全体的にレベルが高くて垢抜けてる感じですが、特にFredrick Nordstromのプロデュースによる硬質かつクリアで、迫力のある音質には、CHTHONICの「Seediq Bale」よりもメタルとしての説得力があると思う。

ただ、上で挙げたABIGAIL WILLIAMSやSOTHISの1stって、質は非常に高いものの特にオリジナルの音楽性を提示している訳ではないという理由で、一部のプレスから芳しくない評価を下されてたりもしてたんですが、同じことはこの作品にも言えると思う。まして上記のバンドよりもメロデス的な泣き・メタルのかっこよさ>シンフォブラックの大仰さ・ブラックの邪悪さという傾向はより強い作風なので、ブラック者はよりそれを感じてしまうかもしれません。純粋に質の高いシンフォブラックが聴きたくて興味を持ったのであれば、期待を裏切られることは決してないんじゃないかと思います。

あと、英訳詞付けてくれるのはありがたいけど、それをケースに入れられない仕様はどうかと(笑)。英訳詩の方にSnake Corpseの詞とアー写付ければ事足りる気がするんですが…。



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