VHというより、エディのソロプロジェクトに近いアルバム。 確かに前作に近い路線の落ち着いた作風ですが、今作ではゲイリー・シェローンの声質を生かした新鮮味ある曲が多く収録されており、結構好きなアルバムです。 特にFrom Afar、Once、Year To The DayのようなVHらしからぬ大作が実に素晴らしいですね。Josephinaもサミー時代とはちょっと違う雰囲気のバラードで良いし。 Without YouやDirty Water Dog、Ballot Or The Bulletなどの従来路線のハードロックナンバーもやや地味ですが悪くない出来です。 Can't Stop Lovin' Youのようなシングル向きの曲があればもっと評価高かったのではないでしょうか。
98年リリースの11th。 VoにGary Cheroneを迎えたものの、第3期VH最初で最後のアルバムとなってしまった。 今作については何と言ったらいいのか、非常にコメントしづらい。 ゲイリー・シェローンの歌唱力の高さはEXTREME時代に立証済みだし、楽曲に関してもバンドは非常に高い演奏力を示しているのだが・・・。 どうしても聴いていて違和感を感じてしまうんですよね。 ひとつだけ言えるのは、これはVH初体験アルバムとしてはすすめられないかな?ということ。 諸アルバムを経てから今作を聴くのが無難。できればEXTREMEも聴いておいたほうがいいかも。 否定的なコメントが続いてしまいましたが、決して嫌いなアルバムではありません。 好きな曲は、From Afar、Dirty Water Dog、Fire In The Hole、Ballot Or The Bullet。
つい最近、このアルバムに収録される予定だったはずの 「That's Why I Love You」を某海外サイトでDL出来ました。 何故こんな良い曲が収録されなかったのか?????・・・・と。 他にもゲイリーが歌った新曲のアウト・テイクがあるようですが 是非とも聴きたいです。 今聴くと、確かにDEEPな内容の本作だけに 「That's Why I Love You」のような曲が 未収録になってしまったのは実に残念。。。。。