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INFERNAL AFFAIRS (2006年)
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INFERNAL AFFAIRS
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解説 - INFERNAL AFFAIRS
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2009-02-20 18:04:00)

2006年発表の5th。

このバンド(?)、以前はトレモロリフや絶叫などのブラック要素も僅かにあったようですが、今作はそうした要素はほとんどなく、ノイズ/ドローン/インダストリアル/ダークアンビエント辺りにカテゴライズされるであろう音になってますね。

ノイズも音響的な過激さよりも、精神的な不安を煽るような音色だと思うし、頽廃的なメロディや機械音、ちょっとしたSEやリズムなど、全ての音がいちいち恐怖のツボを突いていて、CDに込められた音を総動員してリスナーを底知れぬ闇に叩き落すような作品。しかし、鬱ブラックとか聴いて安らぎを覚える人間が聴いたなら、きっと心地良い波動に聴こえることでしょう(笑)。

SUNN O)))が体で聴く音なら、こっちは精神で聴く音という感じ。
もしノイズやアンビエントに興味があるメタラーがいるなら、ガイドブックとか見てジャンルの代表のアーティスト探すよりも、このアルバム聴いた方が良いと思う。
不安や恐怖でリスナーの精神を蝕む事を第一に考えているような音は、ノイズ/アンビエントの価値観よりも、ブラックメタルの価値観に近いと思うんですよね。そういうところが、メタラーにも入りやすいかと。

ノイズが聴覚を通じて痛覚に届くほどうるさい訳ではない(むしろ静かに心地良く浸食していく感じ)し、誰がどう聴いても「暗黒」が感じられる間口の広さ(?)もあるし、メタラー限定でこういうジャンルへの入口としても最適だと思います。タイトルトラックなんかはメロディアスと言える音だと思うし、暗黒音楽を求めている人には結構取っ付きやすい作品だと思います。



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