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00年代
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F
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NORMA EVANGELIUM DIABOLI
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ファスト/ブルータル・ブラック
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ブラックメタル
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北欧
FUNERAL MIST
MARANATHA
(2009年)
1.
Sword of Faith
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2.
White Stone
(0)
3.
Jesus Saves!
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A New Light
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コメント・評価
Recent 50 Comments
1.
GOD
★★★
(2009-02-26 20:20:00)
6年ぶりのニューアルバムです。
解散説もでていただけに、今作のリリースには驚きました。
さて、肝心の内容ですが…
音質は若干ザラザラした感触がありますが、前作のSalvationと比べてだいぶクリアになりました。
これにより引っ込みがちだった、ヴォーカルとドラムが前に出てきました。
ヴォーカルの凄さは、もう鳥肌ものです。
さすがはAriochとしか言いようのない、邪悪声です。
感情表現もやはり多彩で、本当に怖い声…。
今やAriochは、ブラックメタル界ナンバーワンヴォーカリストの一人でしょう。
ただ、ちょっと残念な面もあります。
前作では全曲速めの曲でしたが、今回はスローテンポな曲も結構増えてきました。
リフ自体は前作のひたすら邪悪な感じと比べて、聴かせるパートも増えてきました。
前作よりアングラさは落ちた感じもしますが、センスの良さは感じます。
ドラマーは前作と違う人が叩いているようです。コシのある音でかなりいいドラミングを聴かせてくれます。
おかずのセンスがメロディアスで良いと思います。
ブラスト時もかなりの凄まじさを感じます。
全体的に、前作の異常な邪悪さやアングラさは落ちたものの、曲が多彩になった関係もあってか、前作より敷居は低くなったと思います。(ヴォーカルは別ですが…。笑)
賛否両論分かれそうな気もしますが、名盤であることは変わりません。
Ariochの声が好きな人は、その為だけに買う価値はあると思います。
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2.
Usher-to-the-ETHER
★★★
(2009-03-09 21:39:00)
2009年発表の2nd。
二年くらい前から新作が出る事を噂されてたんですが、それから何の音沙汰もなくて半ば諦めてたんですが…突如新作発表のニュースが飛び込んできた時はほんと衝撃でした。ちなみに、二年くらい前の噂ではMARDUKのEmilがドラムを担当すると言われてましたが、現在はArioch独りの編成で、今作のドラムはセッションドラマーを起用したそうです。
まずFUNERAL MIST最大のウリであるAriochのヴォーカルですが、もう素晴らしいなんて言葉じゃたりないくらい素晴らしいですね…邪悪好きには垂涎・落涙ものですよ、これ…。世界の全ての「穢れ」を一身に背負った預言者が、苦悶しながら何かを訴えているような声。タイトル曲の「Anathema Maranatha」のタイトルを叫ぶ部分なんて、あまりに「穢れ」が強すぎて、人間の形を保てなくなった者の咆哮を聴いているような凄絶さが…。
どこかのサイトでAriochの素顔を見たらかなりのイケメンで驚いたんですが、この作品の彼の声を聴く限り、肉が爛れてゾンビ化した人間が歌ってるようにしか聞こえません(笑)。悪意に満ちた邪悪ながなりだけでなく、咳き込む寸前の声や吸い込み系の声を出したり、表現方法をかなり追及し、実践している感じ。それだけでなく、声に掛けるエフェクトやミックスにも物凄く拘ってそうな印象があります。HR/HMに限らず、ここまで表現力のあるヴォーカリストっていないですよ…しかもその表現力の全てが邪悪さに向けられてるという。
作風は、確かにミディアムが増えたものの、宗教性・神秘性を感じさせる邪悪極まりないファストブラックなのは変わりません。音質はフレーズやヴォーカルがよりくっきり聴こえるようにはなってますが、全ての音が殺意を持って襲いかかってくるような迫力は変わってないですね。SEを上手く使い、宗教的なムードを強めているのも一緒。
ただ、不満も無いわけではないですね…。アルバムの盛り上がる所でやけに長いSEを挿入したり、約12分の大作が邪悪一色でなく、ロック的リズムを導入したものだったり、実験的な要素が多少空回りしている印象。加えて、前作の「Qui tollis peccata mundi…Agnus Dei」「death and darkness, funeral mist, desolation」「Tibi soli peccavi」辺りで聞かれたキャッチー(かつ超エグい)なヴォーカルラインが減ってる気も。ヴォーカルの歌い方、聴かせ方自体には何の文句もないですけどね。
…とはいえ、そんなものは些細なことに過ぎず、期待を裏切らない作品だと思います。私は1stを聴いたときはその邪悪さに衝撃を受け、今でもブラックメタルのアルバムベスト3に入るし、神格化レベルで好きなんですが、そういうリスナーの期待を裏切らない作品を出してくれるバンドって稀有だと思う。もしブラックにほんの少しでも興味があるなら1stと纏めて買う事を勧めます。
そしてブラック界生え抜きの表現力を持つヴォーカリストである、Arioch様の妙技をとくと味わうがいい!!(笑)
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3.
背徳ノ翼
★★
(2009-06-28 01:01:00)
スローな曲も増えたが、ファストな曲は相変わらずの暴虐ぶりで、その手が大好物の自分には嬉しい。今作も非常に邪悪な雰囲気を纏い、やはりSEの使い方が上手く、暗黒感を増大させている。上の御二方も褒めているが、このAriochというヴォーカルは素晴らしい。極悪、恐ろしい。俺はブラックで好きなヴォーカルは何人もいるが、彼は5本の指に入る。彼もまた、本物の悪魔である。
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4.
カズチン
★★
(2010-04-12 22:51:00)
やはりデス声系の表現力の幅の広さではこの人が1番すごいな、邪悪すぎる。
皆さん共通の意見として前作に比べスローなパートが増えたので
ファスト好きにはマイナスかもだけど、
アリオクのヴォーカルならスローな曲の方がより映える気がするので個人的には全然アリ。
音質も良くなり聴きやすい部類になったので(マニアは多少音質悪い方がいいかもだけどw)
ちょっとダークなサウンドに興味ある方は是非。
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5.
悟
★★
(2010-06-23 01:15:00)
Arioch様の極悪ヴォーカルが最高に大好きです。
ep、1stと共に必聴のアルバム。
このバンドが好きな理由のもう1つとして、SEがとっても邪悪な雰囲気を醸し出してて、邪悪マニアにはたまらん音となっている。
とにかくArioch様のヴォーカルが神すぎる(いや邪悪神かな)。なので、ぶっちゃけ曲の良し悪しはさほど気にならない(笑)
The邪悪な一枚。
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