『Holy Wood』発表時のライヴを収録したDVDです。 複数の公演の映像(日本のもあり)を編集したものなので、カット毎に衣装、メイク、オーディエンスがまるで違っているのが観ていてどうも気になるところ。映像の切り替えもスタイリッシュすぎるように思えました。後に加入したティム・スコルドがマンソンと共同監督していたとのことなので、あのスタイリッシュ加減は彼の影響なんだろうか?と勘ぐってしまいます。あと、何となくカメラがジョン5びいきのような気も……。 でもライヴのクオリティはやっぱり高いです。観てるとすぐにオーディエンスの一員と化して、TVの前で合唱あるいはコール&レスポンス参戦。 マンソンのステージコスチューム&演出も見ごたえあり。巨大竹馬出てくるし、木(Holy Woodか?)よろしくニョキニョキ伸びたりするし、「The Love Song」では法王(枢機卿?)コスプレだし。「Antichrist…」なんか演説台が出てくるだけでも嬉しいのに、火柱なんか上がったらもう恍惚モノです。 この他にドキュメンタリー『The Death Parade』が収録されてます。 グルーピーと戯れる様子(いや、戯れるとかいうレベルを超えてます)、ジンジャー・フィッシュ負傷の決定的瞬間、脚の傷口を縫うマンソンなど、かの『Dead To The World』には及びませんがそれでもかなり衝撃的な映像満載です。 Slipknotのジョーイやオジーの姿も見れるのが嬉しいところですね。