4thアルバムリリース後、ミニアルバムを挟んでリリースされた5thフルアルバム。前作がヘヴィネスを強調しすぎたあまり、独特の湿った空気感が薄らぎ、メロディーも少し弱くなってしまったのだが、このアルバムはヘヴィさとメロディーをうまく調和させた佳作。1曲目の「TWO HOURS TILL SUNRISE」はプロモも製作された。3rdまでのマイナーなたどたどしさは無く、超絶テクの嵐で押しまくる。珍しく失恋について歌った「LETTIN' GO」は、物悲しいイントロや中間部のブレイクと、突っ走るパートの対比が見事。ハードコア/スラッシュ好きなら、聴いて損は無いです。