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STREETS OF FIRE (2009年)
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STREETS OF FIRE
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解説 - STREETS OF FIRE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. たか坊 ★★ (2009-05-09 15:14:00)

メロディアス・ハード・ロックの手引きのようなアルバム。捨て曲一切なし!!1stアルバムもメロディアスではあったものの、AORを謳うにはヘヴィな曲も多かったと思います。それに比べてこのアルバムは全編にわたりいい意味でのポップ、キャッチーさが増していて万人に受け入られそう。オープニングの2曲は強烈なインパクトがあります。キスクの唄い人としての説得力と哀メロの融合には言葉がいりません。無理なのはわかりますがライヴが観てみたい・・・。アップテンポの曲なんかはTERRA NOVAのような雰囲気も出てて気持ちいいです。間違いなく一生聴き続けるアルバム。ちなみに、キスクとPC69のメンバーは作詞・曲には関わっていないようですね。



2. セッキージョーダン ★★ (2009-06-01 00:38:00)

確かに捨て曲がないですね。安心して聴いていられる。
1stよりもPOPになり例えば7曲目のようにシンセも大胆に使いながらのお洒落な感じの曲もいくつか散りばめられている。しかし、それぞれ優れた曲ながら、強力な個性など見当たらない。こうなるとやはり個性でもあり最大の武器は言うまでもなく彼の声である。そのためにファンはお金を払っても、損をしないアルバムに仕上がっている。
1stのときのレビューでも書かせて頂いたが、本当に「心地よい」声を出す人になったので、いろんな人にオススメできるアルバムである。
今のソロとしての彼にKEEPER~やEAGLE~なんて誰も期待していないと思うし、それに近いものは色んなプロジェクトで小出しにしている。
私はこの作品を、じっくり時間をかけて堪能しようと考えている。




3. 火薬バカ一代 ★★★ (2018-09-28 00:32:32)

今でこそPUMPKINS UNITEDで楽しそうに歌ってくれているマイケル・キスクですが、HELLOWEEN脱退から暫くは、HR/HMと縁切り宣言をして細々とソロ・アルバムを発表するのみの、半ば隠居生活を送っていました。その後トビアス・サメットや盟友カイ・ハンセンの働きかけのお陰で、徐々に「ゴリゴリのメタルは嫌だけどメロハーなら歌ってもいい」レベルにまで態度が軟化したこともあり、この機を逃すまじとFRONTIER RECORDS総帥セラフィノ・ペルジーノが「マイケルにメロハーを歌わせるプロジェクト」として立ち上げたのが、このPLACE VANDOMEであったと。まこと、キスクがHELLOWEENと合流を果たすまでには様々な人達の尽力があったのだなぁと感慨深くなりますね。閑話休題。
本作はデビュー作の好評を受け、'09年に発表された2ndアルバム。デニス・ワード指揮の下、FRONTIER作品お馴染みのソングライター勢がキスクのために腕を振った本編は、イントロから泣かせに掛かる①、抒情的なKeyが効いた②、哀愁渦巻く③という哀メロの湯舟に肩まで浸かった冒頭3曲に、スケールの大きなバラード⑤、一転して躍動感に満ちた⑥、爽快なポップ・チューン⑩、HR然とした構築美でラストを劇的に締め括る⑫…と、優れた楽曲がズラリ揃う上、更にそこにキスクの絶品Voまで加わるわけですから、質の高さは確約済み。つか、この人は本当に歌が上手いなぁと。HELLOWEEN時代のようなハイトーンは多用せず、リラックスした伸びやかな歌唱が主体ながらも、その衰え知らずの美声とエモーショナルな表現力にはうっとりと聴き惚れてしまいます。
HELLOWEENのキスクしか知らないという方には特に強力にお薦めする、メロディアスHRの力作です。



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