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ACRID PLAINS (2009年)
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ACRID PLAINS
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解説 - ACRID PLAINS
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2009-07-24 19:29:00)

2009年発表の1st。

DISK UNIONにて掘り出し物として紹介されてて、興味を持って調べてみたら、サンフランシスコ出身のプログレデスメタルバンドで、WEAKLINGのメンバーが在籍し、更に所属レーベルがKRALLICEやCOBALTを輩出したProfound Loreという事が判明。そりゃ財布の紐も緩みますよね(笑)。

一口にプログレデスと言っても、構築美こそ共通しているものの、OPETHのような昔のプログレを思わせる音使いは少なく、代わりにアコギやアルペジオ、女性ヴォーカル等による抽象的・叙情的なメロディで聴かせるスタイルの作風になってますね。近年のENSLAVEを髣髴とさせる、それを舵に見立てて海を往くようなリフ捌きも時折見せますが…ENSLAVED並にかっこいいと思うパートもあれば、大味でダレを感じる部分も多少あるかも。

最初聴いた時は、幽玄さを醸し出す女性ヴォーカルはゲストが演っているか、もしくは専任のヴォーカリストがいるんだと思ってましたが…実はあの噛み付いて引き千切るようなデスヴォイスと同じ人が演ってたんですね。普通に男性のブラック声に聴こえる、獰猛極まりない声。
ヴァイキングでいうと、呪術を司る巫女でありながら、同時に戦場を駆け巡る戦士でもある、みたいな感じでしょうか。ギターも担当してるし、この人が中心人物なのかな?

黒い雲の低く垂れ込める空の下、海を往くヴァイキングといった情景が浮かぶプログレ・デス。まだ展開面・フレーズ面などで練って欲しい箇所はありますが、1stにしてオリジナルなヴィジョンが見えていると思わせる作品。OPETHやENSLAVEDが好きな方、PFLリリースに興味を持っている方にお勧め。



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