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KAOSKULT (2008年)
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KAOSKULT
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解説 - KAOSKULT
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2009-08-28 21:54:00)

2008年発表の6th。
HELHEIMは90年代初頭から活動し、コンスタントに作品をリリースし続けているベテランらしいですが…確かに、それだけの貫禄ある音を出してますね。

プログレッシブで幽玄なキーボード、ロック的なダイナミックなリズム、ブラック由来の呪術的なリフなどを取り入れた、フォーク方向でなく、プログレ方向に進んだヴァイキングメタルと言える作風は、かなりENSLAVEDと共通する物があると思う。
ENSLAVEDの最新作(Vertabrae)と比べるとまだプログレ色よりもブラック/ヴァイキング色が強く、向こうが幻想の海を行くヴァイキングなら、こっちはドス黒い曇天の下を行く…という感じ。

1曲目の曇天から光が差し込むようなキーボード、4曲目の抉りこむような感触のトレモロリフなど、曲のパーツがジャンル内の類型的なものではなく、しかも狙った風景をしっかり演出できている事からも、確かな実力を持ったバンドである事を伺わせますね。

演奏、音質、メロディセンスなど各要素も隙がなく高品質。まだこの作品しか聴いてないですが、ノルウェーではENSLAVEDに並ぶ実力者なのではないでしょうか。フォーク的なメロディこそほぼないものの、ヴァイキングメタルの描く暗黒神話的な情景が好きならば、是非聴いておいて欲しい作品です。



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