2009年9月29日、Virgin Recordsよりリリースされた4thアルバム。
2002年4月15日、Layne Staleyの会計士から「2週間以上口座から金が引き出されていない」と連絡を受けた母親が警察を伴って訪れた自宅でのLayneは腐乱死体となって発見された。発見時の体重は39kg(身長185cm)であった。ヘロインとコカインの合成麻薬スピードボール摂取が死因とされている。生前最後となった2002年2月のインタビューで、「もう死にかけている」と自ら死期が近いことを語っており、「ハイになるためにドラッグをやったのではない」、「こんな形で最期を迎えるつもりなどなかった」などとドラッグの使用について後悔していた事を伝えている。この頃のLayneは以前よりも更に体重が落ち、顔色は蒼白さを増して数本の歯が抜け落ちるなど外見上の変化も大きくなっていた。同じインタビューのなかで「体中が痛む、これまで味わったことのない耐え難い痛みだ」「肝臓は機能していない」「もうずっと下痢と嘔吐が続いている」と語り、既に薬物使用が精神・肉体的にコントロールできないレベルにあることを明かしていた。
フロントマンを失ったバンドはしばらく沈黙したのち、2005年から再結成に関する協議を開始した。そして2006年、Jerry Cantrellのソロにも参加していたWilliam DuVallがリードヴォーカル兼リズムギターとして加入して、バンドは復活を果たした。2007年4月から、バンドはソングライティングを開始し、2008年10月からスタジオ入りした。
アルバムは1週間で126,000枚を売上げて、Billboard 200において全米5位を記録した。
2010年5月までに世界で100万枚以上のセールスを記録している。
Recorded:October 23, 2008 – March 18, 2009 at Studio 606 in Northridge, California
Producer:Nick Raskulinecz, Alice in Chains