テッド・ポーリー(Vo.)復帰も相俟って、往年のファンにとっては感涙モノの復活作。 「進化」は無いけれど、勿論「劣化」なども無し。 1st・2ndのような『カラッ』とした底抜けの明るさはまぁ減退してるけど、逆に温もりと少し湿った情感に包まれた印象の『聴かせる』メロディアスHRに。 メンバーの経年変化(加齢)に合わせて、ややムーディ指向にシフトしている・・・という表現が適切でしょうか? (もちろんハードにドライヴしてる曲もありますよ) バラード⑤「Fugitive」・⑦「Rocket to Your Heart」とか、ちょっとDEF LEPPARDチック?な⑧「F.U.$」などの惹き込まれるメロディ・センスには、ただただウットリ。