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HIBIYA~LIVE IN JAPAN'85
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HIBIYA~LIVE IN JAPAN'85
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解説 - HIBIYA~LIVE IN JAPAN'85
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Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 ★★ (2009-12-08 19:49:00)

SILVER MOUTAINが'85年に日比谷野外音楽堂で行った来日公演の模様を捉えたライブ盤。(助っ人Keyはマッツ・オラウソンだ)
廃盤状態の続く国内盤CDには法外なプレミア価格が付けられているが、記録的価値こそ高いものの、発表当時から
指摘されてる通り、バンドの経験不足が露呈してしまったラフで荒削りなパフォーマンスが収められた本作(選曲もイマイチ)を
楽しめるのは、実際にこのライブを生で目撃した人か、もしくは余程のマニア・・・それこそ野音を目にしただけで
「ここでSILVER MOUTAINがあのライブ盤をレコーディングしたのか!」と思わず感極まって涙したという(?)
故チャック・シュルデナー級の人でなければ厳しかろう・・・なんて思ってたんだけど、先日、再発された
リマスター盤を購入してみたら、これが案外、最初から最後まで楽しく聴く事が出来て我ながら驚いた。
VoやGに若干の修正が施されたLP音源が元になってるってのも大きいんだろうが、昔は気になった、ガナリ気味のVoや
走りまくりのラフな演奏は、今では「ライブならではの臨場感」とポジティブに受け止められるし、何より、
スタジオ盤以上の泣きっぷりを炸裂させる、ヨナス・ハンソンのGプレイが素晴しいったら。(⑤なんて号泣もんでしょう)
お世辞にも「ライブ盤の名作」とは言えない内容だが、個人的にはひっそりと愛聴していきたい1枚。せっかく
再発された事ですし、また廃盤になる前に未聴のSILVER MOUNTAINファンの方はこの機会に是非どうぞ。スタジオ盤
未収録曲⑥を聴けますよ。(なかなかの佳曲なのに何で『BREAKIN' CHAINS』でリメイクしてくれなかったんだろう?




2. 失恋船長 ★★ (2018-10-30 14:54:45)

日本での80年代は多数のアーティストが一堂に会したイベントなど盛んに行われていた。82年にY&Tをゲストに迎え行われた伝説のライブ『JAPAN HEAVYMETAL FESTIVAL』は有名だったろう、何度も回数を重ね84年は渡英したVOW WOWの雄姿も見れた。
大小イベントを数えたらキリがないほど各地で開催されたメタル系のライブイベント。
今作は「JAPAN HEAVY METAL FESTIVAL VOL 5」と銘打たれ、日比谷野外音楽堂で行われた。出演バンドは、マリノ、ラジャス、アンセム、フラットバッカー、聖飢魔Ⅱ、そしてシルヴァー・マウンテン。

今作は日本限定で商品化された幻のライブアルバム。当時のステージアクションにおけるアマチュア臭、そして垢ぬけないルックスと、大物ゲスト的な扱いなのに、随分と肩透かしを喰らったと言われたのがポイント。その映像やライブを体験していない身としては、音だけ聴けば、いかにもシルヴァー・マウンテンらいしいというか、ヨナス・ハンソンらしい、いなたさとクラシカルな北欧テイストが音に表れており、酷評されるほどの内容ではない。

恐らく経験者の多くは、音を聴く度の当日のパフォーマンスが蘇り聴くに堪えないとなるのだろう。このシルヴァー・マウンテンショックは、業界関係者にダメージを与え、北欧ではライブを行う環境が少なく、パフォーマンスに問題があるかも知れないから気をつけろとなる。

1990年に一度CD化されるも売れ行きは良くなく廃盤。2009年にポーランドのMetal Mind Productionsがリマスター再発するまで幻の一品と呼ばれていた。それにしても日本限定の商品を海外のレーベルが復刻させるとは、しかもシルヴァー・マウンテンをね。中々手に入りづらい一品の為、レア感は変わらないのだが、北欧マニアなら資料的価値も含め押さえて欲しい一品です。初期北欧メタルを語る上では外せないバンドですからね。



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