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QUANTOS POSSUNT AD SATANITATEM TRAHUNT (2009年)
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QUANTOS POSSUNT AD SATANITATEM TRAHUNT
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解説 - QUANTOS POSSUNT AD SATANITATEM TRAHUNT
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2009-12-15 22:24:00)

2009年発表の8th。

…どうも前作を出してからメンバーの間でバンドの権利を巡ってのトラブルがあったらしく、法廷闘争にまで発展し、結果Infernus以外のメンバーが一新されるということになったらしいですが…ちなみにGaahlの後任には以前Voを務めていたPest氏が復帰。メンバーが変わったせいなのか、近作とは明らかに異なる音になってますね。

前作や前々作の、聴き手を恫喝し、問答無用で捩じ伏せるような勢いこそ減退したものの、全体的にテンポをぐっと落とし、オールドスクールかつメロウなリフを丁寧に紡いでいくスタイルは、昔のGORGOROTHの作風を思い起こさせ、勝るとも劣らない魅力があると思う。

今までのGORGOROTHの作品って、どれも「メタリックさ」と「アングライズム」のバランスが奇跡的に優れているという特性があると思うんですが、この作品にもその美点はきっちりと受け継がれてますね。音はモダンな作風のバンドと比べても遜色ないほど良くなり、リフの輪郭がくっきりしましたが、それでもアングライズムが微塵も衰えないのは流石。

…潰れきった声で唸るPest氏のヴォーカルを初め、全体的に渋くなった印象。ですが「Satan-Prometheus」のような頭一つ抜けた名曲もあるし、ブラックそのものが好きなら、真性にしろオールドスクールにしろどのサブジャンルが好きでも楽しめると思う。昔のGORGOROTHが好きだった人も聴いてみてはどうでしょう。



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