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THE CORPSE OF REBIRTH (2008年)
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THE CORPSE OF REBIRTH
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解説 - THE CORPSE OF REBIRTH
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2010-03-07 05:28:00)

2008年発表の1st。

個人的に、このアルバムのアートワークはブラックでもトップクラスに好き。
基本的にはBURZUM3rdの流れを汲む鬱/アンビエントブラックに、
MY DYING BRIDEのメンバーによるヴァイオリンが美しく頽廃的に絡む、
「美し版BURZUM」とも言える内容ですが…
音響要素やクラシックからの引用フレーズ、トライバルなリズムなど
様々な要素も取り入れているにも関わらず、それらが「不気味かつ不条理」
という雰囲気で、纏め上げられてしまっているある意味凄い作風。
ヴォーカルも「神/女性/男性/大地と物質/大宇宙」という深遠な
テーマを、哀れを誘うような、ヒステリックに裏返った叫びで歌うもので、
LIFELOVERにも通じる気味悪さを感じます。…この雰囲気の中、可憐な
女性ヴォーカルが出てきても全然癒されません(笑)。

芸術家は、一般人と比べると自殺率が極めて高いという統計データがあるそうですが…
そういう意味でも「芸術性」を感じられる作品だと思う。様々な要素を
内包するので、鬱ブラック、抽象ブラック好きからゴシック、プログレのファンまで
幅広くお勧めは出来ると思います…が、大作主義で、結構長めのスパンで
展開していく(導入部からしてかなり長い)作風なので、気分でない時に聴くと
ぶっちゃけかなりダレます。ただ、ブラック好きからしても衝撃的なパートは
いくつもあるし、上手く作品とシンクロした時の破壊力は凄まじい物がありますが。

超現実主義の絵画とかに、マジに大ハマりしてるような人だったら
音楽ファンでなくてもハマる…かも。



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